平成30年度人権啓発ポスターコンクール優秀作品
中学生の部
あなたの人権 わたしの人権
「備えておきたい2つのスイッチ」
平成30年の西日本豪雨では、避難を促す情報はたくさんありましたが、その情報がうまく活用されずに多くの方が犠牲になってしまいました。情報をどのように活用すればよいのか、それが最大の課題です。
今、大雨避難の考え方として「避難スイッチ」が呼びかけられています。
・自分はこういうことが起こったら避難しよう
・こういう情報を手に入れたら絶対に逃げ出そう
という避難のタイミングを独自に決めておく、自分自身の避難のきっかけを「避難スイッチ」といいます。
スイッチの材料として、「自分で体感できること(身の回りで起こっている雨の強さ、川の流れなど)」「災害情報(近くを流れる川の水位情報、気象庁の大雨情報5段階警戒レベルなど)」があります。
一人ひとりの大切な命を守るためのカギを握る、早めの避難。自分なりに情報を整理・活用して、いざという時にすぐスイッチを押せるよう備えましょう。
また、困っている人に対して、迅速に行動できる「こころのスイッチ」も備えたいものです。
災害時だけでなく、日常生活の中でも、障がいのある人のSOSや、いじめにあっている子どものサインに気づいたり、さまざまな人権侵害に遭遇したときに、声をかけたり、寄り添ったりできる「こころのスイッチ」がすぐONになればいいですね。
(社会同和教育指導員)
毎月1日は「いじめ・いのちを考える日」です。
毎月11日は「人権を考える日」です。
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