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【教育長だより】「子どもへのまなざし運動」第2ステージへ

更新:2019年03月 8日

①キラリ賞集合写真 

  まなざしキラリ賞 受賞者の皆様

②-2ゴジラ  ②-1西与賀

  事例発表(お話サークル“ゴジラの会”)       事例発表(西与賀校区の活動)

③パネル2

  まなざし座談会              

平成31年3月8日

 今年開催された「第11回子どもへのまなざし運動推進大会」~第34回佐賀市青少年健全育成推進大会と同時開催~の趣旨には、下記のように記されています。
 『近年我が国においては、ニートやひきこもりなど子どもの自立をめぐる問題の深刻化や児童虐待、いじめ、少年による重大事件、有害情報の氾濫など、子どもをめぐる状況は大変厳しいものとなっています。
 未来を担う子どもの健やかな成長は、すべての市民の願いです。
 このような状況に対応し、子どもを健やかに育むために、佐賀市では、すべての大人が子どもの育成に関心を持ち、家庭、地域、企業、学校などが主体的に関わる社会である「子どもへのまなざし100%のまち」の実現を目指しています。・・・』
 と。

 平成20年4月1日施行となった「佐賀市未来を託す子どもを育むための大人の役割に関する条例」の第1条(目的)には、「この条例は、子どもを健やかに育むための基本理念、大人の役割等を明らかにすることにより、すべての大人が子どもの育成に関心を持ち、かつ、主体的にかかわる社会の実現を図ることを目的とする。」とあり、この条例のもとに取組んできた市民総参加子ども育成運動「子どもへのまなざし運動」は早10年が経過しました。この間、各地域では、それぞれの地域の特性を生かした創意ある取組みが活発に展開され、着実に運動の成果と定着をみているところです。
 この運動では、子どもを育む場には、「家庭」「地域」「企業等」「学校等」の“4つの場”があり、それぞれの場における大人の役割を定めています。そして、子どもを育む上では、時代の変化に左右されない視点のうち、特に大切にしたい「命」「自立」「他者とのかかわり」「子どもを取り巻く環境」の“4つの視点”を設けて、それに沿った大人としての具体的な行動様式を“大人の行動指針”として示しています。
 「子どもを社会全体で育てる」には、子どもを育む4つの場で、それぞれの役割を果たすとともに相互に連携を図りながら取組むことが大切です。そして、どんなに時代が移り変わろうとも大切にしたい4つの視点をしっかりと意識し、大人の行動指針をもとに積極的に子どもにかかわる行動を起こすことが大切です。

 先般、「平成30年度 佐賀市市民総参加子ども育成運動推進委員会(合同分科会)」が開催されました。
 
この推進委員会は、佐賀市内の各界各層、市民の代表等の委員34人で構成され、毎年、運動方針を協議して、運動の方向性を決定しています。

 子どもへのまなざし運動が掲げる子どもを育む4つの場と4つの視点は、どんなに時代が変化しようとも子どもの育ちにとって極めて重要なものです。
 しかしながら、大人の行動指針は、常に社会の変化に即応して、社会環境の変化から生じる子どもたちの育ちの課題に対応したものへと修正を図っていくことが必要です。この運動を展開して10年、この間に社会は大きく変貌しました。とりわけ情報化やグローバル化の影響は大きく、少子化や核家族化等の影響もまた、子どもの生活に大きな変化をもたらしています。
 今回、「命」「自立」「他者とのかかわり」「子どもを取り巻く環境」の4つの視点に沿って、具体的な行動様式として示している「大人の行動指針」について、社会の変化に対応するように見直したところです。


 推進委員会で協議された主な意見・内容を列挙してみますと、
(1)
情報化社会の進展からくるSNSやインターネット等の有用性や危険性、ネット依存への対応について、家庭、学校の両分科会から出され、双方の行動指針として相互に連携しながら取組む必要がある。
(2)
子どもにとって家庭は、本来安心で安全な居場所であるべきであり、子どもの成長には食事は大変重要である。
 児童虐待やネグレクトが社会問題化する中で、家庭の在り方を見直し行動指針として示すことが必要である。

(3)人間関係が希薄になりがちな現代社会において大切なことは、子どもに「自己有用感」を実感させることである。そのためには、地域の行事等で、子どもの活躍の場をつくりだし、地域の一員としての存在感を地域で味わうことができるようにすることが必要である。
(4)
子どもたちにとって、地元企業の良さを理解し、「地元の企業に就職したい。」という気持ちが芽生えるような企業等の取組みや各企業の得意な点を活用した取組みでまなざし運動につなげたい。
(5)
昨今の自然災害の頻発や異常気象による熱中症への対応等は重要な課題である。
 子ども自らが命を守る行動を身に着けるような指導が必要であり、行動指針に加えたい。

(6)今年度、中学校部活動は運営の適正化に向けた見直しが図られ、改めて中学生も含めて、地域行事への積極的な参加を促すことが必要である。

 さて、冒頭紹介しました「第11回 子どもへのまなざし運動推進大会」には、多くの市民の皆様の参加がありました。
 まなざし実践発表では、「お話サークル“ゴジラの会”~私たちが子どもたちの為にできること~」、「地域ぐるみで子どもの育ちをはぐくむ西与賀校区の活動」の2事例が紹介されました。これらの発表からは、地域の大人として、子どもとかかわりながら活動し、子どもの健やかな成長を願ってやまない想いが伝わってきました。
 また、パーソナリティー よしのがり牟田氏のコーディネートのもと、推進専門官のアシスタント、3名のパネリストによって「これからもつながるまなざし運動」をテーマに、運動の今後について展望したところです。

 市民総参加子ども育成運動「子どもへのまなざし運動」は、いよいよ第2ステージに入りました。
 市民の皆様には、「子どもへのまなざし運動」について再認識していただき、大人として、地域の子どもたちと積極的にかかわりを持っていただき、これからも運動へのご協力、ご支援をお願いいたします。

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