概要
山下邸
明治初期の建築と伝えられ、明治期特有の華やかな意匠を残す貴重な建物です。外観は、寄棟づくりの屋根をL字型に造り、妻壁を表にのぞかせ、表構えは端正で上質の建物です。 概要 所在地:道祖元町 構 造:木造2階建 用 途:専用住宅 完成年:1870年代(明治初期)【推定】 |
竹下邸 元は深川家の屋敷で明治20年頃の建物と言われています。屋根付板塀を巡らし、門を構え、中に寄棟づくり二階建ての母屋を持つ建物です。 概要 所在地:道祖元町 構 造:木造2階建 用 途:専用住宅 完成年:1880年代(明治20年頃)【推定】 |
作品講評
「海の長崎街道」の佐賀城下西の入り口として栄えた道祖元町(さやのもとまち)の通りには、第1回に受賞した『竹下邸の白壁』を始め、明治期近代の上流住宅と思われる昔ながらのまちなみが保存状態も良く残っています。今回複数の建物を景観的にすぐれた一群とみなすことにより、周辺地域も含めて全体としてより優れた景観を形成していることが高く評価され表彰することとなりました。
このページに関するお問い合わせ
都市戦略部 建築指導課 景観係〒840-8501 佐賀市栄町1番1号 本庁6階
電話:0952-40-7172 ファックス:0952-40-7392
このページの担当にメールを送る