中島吉平商店1 |
中島吉平商店2 |
- 所在地:材木2丁目
- 構 造:木造2階建
- 用 途:店舗併用住宅
- 完成年:19世紀前期 ※推定
作品講評
江戸時代に職人の町としてにぎわっていた材木町の中程にあるこの建物は、座敷の意匠から19世紀前期の建築と推定される土蔵造り(※1)漆喰仕上げ(※2)の町家建築(※3)です。昔から「中島ゲタ屋」として親しまれており、広い屋敷の南北両側にある土蔵が当時の繁栄を今に伝えています。
材木町の歴史的まちなみに欠かせない建物の一つであり、景観を守るための努力も評価されました。
※1 土壌造り:家の四面を土や漆喰で塗った構造のこと
※2 漆喰:消石灰に麻糸などの繊維質、フノリ・ツノマタなど膠着剤を加えて水で練ったもの。砂や粘土を加えることもある。壁の上塗りや石・煉瓦の接合に用いる。
※3 町家:間口が狭く、奥行のある店舗併用の住宅のこと。
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