有明海の四季を育む シチメンソウを育てる会の活動

更新:2015年03月25日

シチメンソウを育てる会の活動1

シチメンソウを育てる会の活動1

シチメンソウ2

シチメンソウ2
 

シチメンソウは、九州北部、朝鮮半島、中国の一部の沿岸にしか生息しない珍しい塩生植物です。特に環境の変化に弱く、その希少性から絶滅危惧種に指定されていますが、春はピンク、夏は緑、秋には紅に染まるその姿は、有明海の四季を感じさせる東与賀海岸を代表する風物として広く定着しています。
『シチメンソウを育てる会』は、昭和62年の第38回全国植樹祭開催の際、昭和天皇が当地区にもお立ち寄りになり、特にシチメンソウを興味深く御覧になられたことをきっかけに、東与賀のシチメンソウを町の宝物として後世に伝えようと、5、6人の有志から始まり、現在では30人を数えるボランティア団体です。
東与賀の海岸堤防が現在のようなきれいな姿に整備される以前から、葦の中に細々と生きているシチメンソウを守ろうと、海岸に押し寄せるゴミを清掃し、極寒の中の種取りや種蒔といった地道な作業を続けてこられました。また、地元の小学生による海岸スケッチ大会やシチメンソウ祭などを催し、シチメンソウを町民の共有財産として次世代に伝えるための啓発活動や町興しにつながる活動を展開してきました。
当会の活動がきっかけとなり、現在では多くの民間団体やボランティア団体が東与賀海岸の清掃活動を実施するようになり、シチメンソウヤードや干潟公園が整備され、シチメンソウが紅葉する季節には、多くの観光客が訪れる観光スポットとして高い人気を誇るようになりました。
このように有明海沿岸特有の景観、風物を守り、育て、環境美化の機運を高揚させた活動や、これまで続けてこられた数々の努力に敬意を表し、景観賞特別表彰として選考されました。

概要

活動団体:シチメンソウを育てる会(東与賀町)

 

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