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与賀神社
欽明天皇25年(564年)に勅願造立された與賀神社(与賀神社)は、鎌倉時代から「與賀御庄鎮守宮」として、室町時代以降は少弐・高木・竜造寺・鍋島氏に與賀郷の崇廟として崇められました。特に鍋島氏は佐賀城の鎮守、産土(うぶすな)神社として崇敬し、数々の寄進をされました。
境内の西側に入口があり、国の重要文化財である約400年前に造られた肥前鳥居と石造反橋(いしづくりそりばし)、室町時代後期建立の楼門を通っていくと、その奥に西面して拝殿、本殿が建っています。本殿は五間社流造銅板葺、拝殿は入母屋造銅板葺で正面に唐破風(からはふ)を付しています。建築年代は現に掲げてある棟札から本殿が宝暦8年(1758年)、拝殿がその翌年の宝暦9年(1759年)であることがわかります。その他境内には樹齢1400年の楠などの古い樹木や、佐賀恵比寿神社や寶壽稲荷(ほうじゅいなり)神社などの境内社があります。これらが境内に点在する狛犬や石燈籠などの石造物と一体となって、佐賀市の重要な歴史的景観を形成しています。
- 所在地:与賀町2番50号
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