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東よか干潟環境保全及びワイズユース計画

更新:2018年06月20日

2015年(平成27年)5月に国際的に重要な湿地としてラムサール条約湿地に登録された「東よか干潟」の”環境保全”、”ワイズユース(賢明な利用)”、それらを支える”交流・学習”の取り組みを促進するための指針となる計画を、2018年(平成30年)3月に策定しました。

 

計画の名称

東よか干潟環境保全及びワイズユース計画

策定主体

東よか干潟環境保全及びワイズユース検討協議会・佐賀市

策定趣旨

国際的に重要な湿地としてラムサール条約湿地に登録された東よか干潟は、日本一の干満の差を持つ、単一の干潟としては国内最大級の有明海の干潟の一部であり、古くから伝統的な漁業が営まれ、人と自然が共存した豊かな生態系の中で、多様な生物が育まれてきました。また、豊富な餌資源を求めて渡来する渡り鳥の国内屈指の中継地及び越冬地となっており、特にシギ・チドリ類の渡来数は日本一を誇ります。さらに、東よか干潟周辺には、秋になると真っ赤に色づき「海の紅葉」と呼ばれる塩生植物シチメンソウの国内最大の群生地が広がっています。

このかけがえのない豊かな自然環境を、郷土の、そして世界の財産として守り、未来へ引き継ぐとともに、観光、教育、研究、交流の拠点となることを目指し、東よか干潟に関わる関係者、市民及び行政が、相互に連携・強力しながら、東よか干潟の環境保全とワイズユースを進めていくための指針となる計画を策定しました。

計画の特徴

・東よか干潟がラムサール条約湿地に登録され、その認定証の授与式が執り行われたラムサール条約第12回締約国会議(COP12)で決議された「ラムサール条約戦略計画2016−2024」及び「ラムサール条約CEPAプログラム2016−2024」の趣旨を踏まえた内容

・2017年(平成29年)11月に佐賀市で開催された「第8回アジア湿地シンポジウム2017」で採択された「佐賀ステートメント」に沿った内容

目指すべき将来像

「未来につなぐ 湿地と私たちの持続可能な暮らし」

基本方針

区  分     

基本方針         

内  容

保全・再生 佐賀の誇りを未来へ  東よか干潟の豊かな自然環境、生物多様性を大切な資源として保全し、佐賀の誇れる美しい自然環境を将来世代に継承します。

ワイズユース

(賢明な利用)

干潟の恵みを実感 先人の知恵に学びつつ、生活や産業活動との調和を図り、現代社会に適応した賢明な利用により、自然環境を持続的に活用します。
交流・学習 学び、つながり、広げる  東よか干潟の価値や重要性を多くの人が体感し、学び交流する機会を創出するとともに、さまざまな主体が連携し情報発信するなど、保全・再生とワイズユースの取り組みを支えます。

計画の期間

2017年度(平成29年度)~2024年度

東よか干潟環境保全及びワイズユース計画

【計画・全体】

東よか干潟環境保全及びワイズユース計画【全体版】【 PDFファイル:10.53 MB 】

【計画・分割】

表紙・目次・1 東よか干潟とは【 PDFファイル:3.76 MB 】

2 東よか干潟をとりまく課題【 PDFファイル:2.13 MB 】

3 東よか干潟環境保全及びワイズユース計画が目指すもの【 PDFファイル:1.64 MB 】

4 具体的な取り組みの展開【 PDFファイル:3.98 MB 】

5 計画の推進・進行管理【 PDFファイル:1.41 MB 】

6 東よか干潟拠点施設基本構想【 PDFファイル:2.91 MB 】

資料編・裏表紙【 PDFファイル:1.15 MB 】

 

この計画は、地方創世応援税制(企業版ふるさと納税)による地域再生計画(東よか干潟ワイズユース推進プロジェクト)に基づき、株式会社シンシア様(東京都品川区)からの寄付金を活用し策定しました。

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このページに関するお問い合わせ

環境部 環境政策課 自然環境係
〒840-8501 佐賀市栄町1番1号 本庁1階
電話:0952-40-7202 ファックス:0952-26-5901
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