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【教育長だより】ふるさと「さが」を協働でつくる個性と創造性に富む人づくり

更新:2018年04月23日

54思斉小中(始業式1) 18若楠小(いじめ0のやくそく)

小中一貫校思斉館               若楠小学校
小学部・中学部合同の始業式です        新学期のスタートは「いじめ0のやくそく」から

01勧興小(入学式)

勧興小学校
ピカピカの1年生が入学しました

平成30年4月23日

 平成30年度のスタートは、天候に恵まれ桜花も見ごろといった日和で、佐賀市の学校で学ぶ約18,000人の子どもたちのこの1年間の成長を予感させるようです。
 今回は、教職員の人事異動も例年と違い、早めに公表いたしました。そのため、市内各小中学校では3月30日に、子どもたちと異動する教職員とのお別れ式を行いましたので、保護者、地域の皆様にはご迷惑をおかけした面もあろうかと思います。
 これは、新年度のスタートとなる大事な始業式に、新たな学校組織で全ての教職員が揃うようにしたためです。

 今年は、4月6日の1学期始業式において、全教職員のもとに全児童生徒が集い、当日、すべての子どもたちが新しい担任と出会いました。子どもたちの進級の喜びや新たな希望を大切にした始業式と学級開きをとおして1年間の学校教育が始まりました。子どもたちにとっては、きっと例年になく学校生活への意欲が高まったのではないでしょうか。
 今年度、市外から転入された教職員は100人、新規採用教職員は48人、計148人であり、それぞれの職種、役職で佐賀市の教育に新風を吹き込んでもらい、さらに充実・発展していくことを期待しているところです。

 さて、皆さんは、ヘレン・ケラーの家庭教師だったアン・サリバンをご存知のことでしょう。
 視力や聴力を失ったヘレン・ケラーに、指だけをたよりに、その指に愛情を込めて言葉を教えていったサリバン先生の教育信念は、“どんな子どもでもどこかに貴い能力を秘めているもので、もし正しく扱えばその能力を伸ばし育てることができる”というものです。
 サリバン先生が言われる如く、子どもたちはそれぞれに無限の可能性を秘めています。市内の各学校では、子どもたち一人一人の特性に応じた指導に心がけ、やがて義務教育修了時の成長した姿を描きながら学校教育を進めていきたいと考えます。

 佐賀市教育委員会は、今年度から組織改編により1部制となり、教育総務課、学校教育課、学事課、社会教育課、文化振興課、市立図書館の5課1館体制となりました。
 学校教育はもとより各課が所管する業務については、相互に連携しながら責任を持って進めてまいります。

 さて、佐賀市の教育は「佐賀市教育振興基本計画(第三次佐賀市教育基本計画)」に基づいて具体的な施策を展開しております。
 今年度からの2ヵ年は後期となり、重点施策をとおして、基本目標である“ふるさと「さが」を協働でつくる個性と創造性に富む人づくり”に迫りたいと考えています。あわせて、「第2次佐賀市総合計画」(2015~2024)にある佐賀市の将来像、「豊かな自然とこどもの笑顔が輝くまち さが」の実現に向け努力してまいります。

(1) 基本姿勢は
 「環境は人をつくる」といいます。子どもにとって人格形成の基盤となるのが“ふるさと”です。子どもは、ふるさとの自然や社会環境の中で、家族や友達、多くの地域の人々と関わって、さまざまな経験を重ね学んでいくものです。
 子どもにとっては、地域社会全体が「育ちと学び」の場です。だからこそ、子どもを育むのに、家庭、学校、地域社会、企業等がそれぞれの役割を自覚して責任を果たしながら、社会全体で子どもを育んでいくことが重要です。
 地域の中にあるそれぞれの学校は、地域のよさや伝統・風土を生かし、保護者や地域の人々の願いや期待を受け止めて学校教育を行っていくことが大切です。
 学校教育においては「教師こそが最大の教育環境」であり、教育活動をとおして、子どもに夢を育み、個性と創造性あふれる“生きる力”を身に付けた子どもの育成に努めていきたいと考えます。

(2) 基本目標は
 ふるさと「さが」を協働でつくる個性と創造性に富む人づくり

(3) 基本方針としては
 ① 教育・学習の縦軸をつなぐ
 ~幼保・小連携教育及び小・中一貫・連携教育による学びの連続性を図る~
 就学前教育では、多様な活動をとおして、豊かな感性を養い、生涯にわたる学習の意欲や態度の基礎となる好奇心や探究心を培い、学びの芽生えを育み、義務教育9ヵ年では、連続性のある教育活動を行い生涯にわたって「学ぶ意欲」を育みます。
 そして、義務教育修了時に目指す子ども像として、「①基礎学力 ②倫理観・社会常識 ③ふるさとを誇りに思い愛着を持つ」この3つの能力・態度を身につけた子どもの育成を目指します。
 また、それらを身につける過程においては、やがて社会の一員として心豊かにたくましく生きるため、個性を尊重しつつ創造性を育んでいきます。
 ② 教育・学習の横軸をつなぐ
 ~“子どもへのまなざし運動”を推進し市民性を育む~
 次代を担う子どもたちが夢と希望を持ち健やかに成長していく過程において、異なる人々や他の家庭、多くの他者との関わりや地域社会での多様な体験が必要になります。
 そのためには、市民総参加による「子どもへのまなざし運動」を核として「家庭」「地域」「企業等」「学校等」が子どもを育む4つの場において、子どもを育む4つの視点「命・自立・他者とのかかわり・子どもを取り巻く環境」を意識しそれぞれが役割を果たしつつ総合的な取組みを進めることが大切です。
 そして、地域のまちづくり協議会や公民館との連携を深めつつ、社会全体で子どもを育んでいきます。

 平成30年度はこのような考え方のもとに、具体的な施策を展開していきます。市民の皆様には佐賀市教育へのご理解とともにご支援・ご協力をよろしくお願いします。

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このページに関するお問い合わせ

教育部 教育総務課 総務係
〒840-0811 佐賀市大財3丁目11番21号 大財別館3階
電話:0952-40-7351 ファックス:0952-40-7394
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