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第113回市長と語る会(久保泉校区)

更新:2013年02月13日

開催日時:平成24年11月13日(火) 19時から20時45分
開催場所:久保泉公民館

意見交換の内容

※意見交換の内容は要約しています。
(太字は参加者の意見、細字は市長の応答です)

 



今日はエヒメアヤメについてお願いでございます。エヒメアヤメはご存知のとおり、自然に生えていたものが消滅しかかったので、大正15年、もう86年か87年前に、天然記念物に指定されました。
4年前、私が前任者から引き継いだときには全部で300株だったのですが、山林の持ち主の方々からも適当に切って良いよ、駐車場にも使って良い よと言っていただきまして、日当たりも良くし、地域の住民総出で頑張って手入れを行った結果、現在は900株と、なんと3倍に増えました。
子どもたちも参加しています。毎年4年生が6月に山に登って来て植えます。そして10月に草をむしりに来ます。4月の解放日には、農産物販売の 手伝いをしたり、お年寄りが来ると杖を渡したりしてくれます。子どもたちと地域住民との交流は非常に良いことですので、これからも続けていきたいと思って おります。
現在、市からは草刈り費用として7万8千円をいただいております。それと、一昨年、橋を作った時には40万円くらい助成をしていただきました。 また、昨年、桜の木を10本くらい植えましたが、それも緑の基金でやっていただきました。そして、現在イノシシがものすごく荒らしていますので、イノシシ 対策としてワイヤーメッシュを275枚支給していただきました。
ただ、全国に6箇所指定地がございますが、他のところはイノシシ対策にもなる高い柵を作って施錠をし、看板もきちんと立ててあります。うちの場 合は何もありません。それと、毎年開催しているお祭りは全て久保泉町の費用でやっていますが、他のところではお祭り費用も市が一部負担しているとのことで す。また、年間述べ600人ぐらいが山に行って手入れをしていますが、費用は一切お渡しできておりません。草刈に必要なチェーンソーや鎌、桑なども全部住 民のみなさんが持って来て、やっていただいております。
私達がこんなに頑張っているということをご理解いただいて、佐賀市でもエヒメアヤメに対する助成額を、もっと増やしていただけないでしょうか。


このエヒメアヤメの自生地を守り育てて下さっていることに対して、感謝をしたいと思います。先ほど言われる前に、イノシシの心配をしておりまし た。イノシシが一回でも入ると大変なことになりますので、そういう危険性があれば、ワイヤーメッシュ等の材料費については、市で手配をしなければいけない と思っていたところであります。
ちょうどみなさん達と同じように守り育てて、有名になっているのが東与賀のシチメンソウです。これも、シチメンソウを育てる会というものを作られ て、そして東与賀の中学校の子どもたちとも一緒に、種取りから植え付けなどを町民総体で行っていただいています。そしてそれが一つの祭りになって、今では夜 間照明までされるようになりました。
そういう中で、役所が出すお金というのは非常に少ないものでございますが、今後もそういった火が消えないようなかたちでのバックアップはしなけ ればいけないと思っているところでもあります。当然、担当部署ではそういう部分が他にもたくさんございますので、財政的な苦労もございまして、十分なもの とはならないかもしれません。しかし、我々としても配慮をしなければならない事業だということは認識しております。

 



私の地区では4メートルない生活道路が3分の2あります。今度、市役所から土地の無償提供の同意書をそろえて要請して欲しいと 話がありました。その中で、7箇所の市道のうち2箇所だけ、今同意書を貰っておりますが、お年寄りの一人世帯の場合、もしその方がいらっしゃらなくなった 場合に、実際に実行されるのでしょうか。今は同意書をもらっていても、それだけではできないのではないかと不安に思っています。
ブロック塀とか石垣とか、どうにかしたら小屋まで動かさないといけないという状況ですから、担当の方からは、土地を無償提供しても、4m道路が できるという返事はできないと言われました。救急車と消防車が通れるような道路ができる方法を、もう少し何か考えてもらいたいと思います。
それと、その土地の持ち主がいらっしゃらなくなった時に、そこから出ている、例えば大きな木とか、そういうものの伐採を行政の方にお願いしたと ころ、できないと言われましたので、我々自治会の方でしました。たまたま私達の地区には造園業をしている人がいて、3軒に協力してもらいましたが、実際こ れがいつまで続くのかとても不安に思っています。


佐賀市内に4メートルない道路はたくさんございます。建物を作ったりする時には、基本的にはセットバックということで、4メートルになるよう に、中心から2メートル引くとか、そういう指導は行っていますが、もうすでに前から作られていて、道幅が狭いところを広げてくださいと言われても、財政的 にかなりきつい部分がございますので、そういったものについては、余程のことがないと、役所も手掛けてないというのが現実です。
地域によっては、要所要所は最低価格で補償ということもある場合もありますが、通常そういう分については陳情道路ということで、用地の提供が あったら工事をしていきますというのが役所のやり方で、今はそっちの方でお願いしている部分がたくさんありますので、多分そのことだろうと思います。た だ、そこで一番問題になるのが、土地はあるけどこっちに誰もいないということです。そのため、例えば東京の移転先などに電話して連絡しても、連絡がつくう ちは良いのですが、連絡がつかないものもありますし、連絡がついても「東京では土地は高いのに、それをタダで提供しろと言うのか。」とうことで、話になら ない人も結構いるわけです。そこが畑のようなところであれば、踏み越えていくというのもあるかもわかりませんが、そこに障害物があるとなると、なかなかう まくいきません。どうしてもそこで道路の形態を確保しなければならないという必要性や重要性が高まった場合には、役所が前面に出て手掛けてまいりますが、 そうではない場合は、そういう条件の整ったところから先にさせていただくというのが多いと思います。
今言われたところがどういうところなのか、私もランク付けは分かりませんが、できるだけ地域の方や今居られる方の同意を早くとっていただくと、それだけ早い順番で道路整備ができるのではないかと思います。

誰も居なくなった場合、その土地の管理を誰がするのでしょうか。

将来的にそこが空き地、空き屋敷になると、地域に迷惑をかけるようになります。だから、そういったものについては、所有者に対して指導をした り、先々は勧告もするというような中味の条例を今準備している最中でございます。できるだけ地元の方の協力を得ながら、行政が指導をして、そして自主的に 手放すのか、あるいは自分が帰ってきて管理をするのか、そうなるようにしていきたいと考えております。
それと、どうしても管理が行き届かないで、枝などが覆い被って車が通るのに邪魔するようであれば、役所に言ってもらえると、役所が職権で叩き切るというようなこともあると思います。それは事情を見てからになります。

 



久保泉公民館の周りには大木が相当数あります。昨年、造園屋さんに頼んで高所作業車が届くところまでは剪定をしてもらいました けれども、それより高いところはできないということで、非常に危険な状態の大木があります。また、イチョウの木がものすごく大きくなって、公民館の雨樋が 頻繁に詰まります。
今回は自治会で大木を切る職人さんに頼みまして、剪定をしてもらおうと思っておりますが、今後は、市ももう少しそういうところの管理に目を向け ていただきたい。こんなに大きくなったものを、自治会や町民だけで管理しなさいと言ったって、大変難しいと思います。それと、学校の周りにも大きな木がた くさんあって、蜂の巣がたくさんできたり、クマバチの巣ができたりして、野球の練習をさせている監督さんも、非常に怖いと言われていました。


地元の人達の手に負えないようなものがあったとして、それがいわゆる公有地であるとするならば、公有地の管理者がそれなりの予算を計上して、何 年かに1回は少し強めの剪定をするとか、思い切ってバサッと切るとか、そういう対応をせざるを得ないと思います。少々格好が悪いというくらいでは難しいで すが、公民館の運営に支障をきたすようであれば、公民館用地ならば社会教育費等で対応するということになると思います。

 



少子高齢化というのは久保泉に限ったことではありませんが、久保泉地区は他より早いペースで少子高齢化が進んでいます。さら に、久保泉町内に買い物をできるお店がありません。そのため、買い物に困った人達をどうするかという問題があります。買い物バスを回すとか、色々な事を考 えていかないといけないような状況がでてくるのではないかと思っています。
おかげさまで、久保和泉には工場団地がいっぱいできました。人はどんどん入ってきます。けども、調整区域なので住宅が建てられません。工場団地 で働いている方も、近いところに住みたいと言う方も結構おられます。だから、住宅を建てられるような状況を整備してもらったり、工場団地を誘致される時に は、例えばそこの工場の寮も久保和泉に作っていただくというような話までしていただければ、人も増えてくるし、そういう人が増えてくれば、店も進出してき て、両方解決できるのではないかと思います。


市内中心部でも買い物に難儀するという地区も出てまいりました。当地区においても、高齢者のみなさん達で買い物に難儀される方が結構増えてきている ということで、これはやはり大きな問題だと思います。そういう方のために、今、コンビニの方も知恵を働かせて、そういう人達の生活必需品的な物を車に積ん で回るというところも出てまいりました。そういったものに委ねるのも一つかと思います。役所としても色々な方策を考え、そして業界にもお願いをせざるを得 ない時代が来つつあるということを承知はしております。
また、人を増やすということでございますが、これはあくまでも調整区域とそうでない区域の一つの大きな線引きというものがありまして、これを簡 単に乗り越えるわけにはいきません。ただ、そうであっても、50戸連たんということで、一つの集落と繋がっているような隣の土地については、開発も止むを 得ないということで、いくらか緩和した部分もございますが、それぐらいではもう追いつかないというような状況になっているのかもわかりません。

 



久保泉には白鬚神社の田楽というのがあります。これにも市から8万5千円助成をしていただいているだけで、エヒメアヤメと同様 に、国の文化財ですけども、国や県からは何もありません。田楽を1回するのに約50万近く費用がかかります。ですから、そういう文化財や天然記念物など、 要するに後世に伝え残していかなければいけないものを、もう少し大切にしていただいて、前提としてはお金になってしまいますけども、もう少しご配慮いただ ければと思います。

それぞれの地域にそれぞれのお祭りがあります。そのお祭りには浮立などがつきもので、数を上げたらかなりの数になると思います。そういったもの を、地域のみなさん達が、限られた世帯で、労力奉仕をして守っていただいているということに対しまして感謝を申し上げなければなりませんし、そういったもの の経費等についての役所の助成と言いますか、お手伝い、そういったものはやはり忘れてはならないことだと思います。

 



住宅リフォームの件です。エコキュートを4月に付けて、補助金を13万円ほどもらいました。そして今度、雨が降って瓦から水が 落ちてくるので、その修理をしようと思い、市役所にお願いに行ったら、今度の方が余計かかるのに、1回しているからもうダメということでした。実質的には 補助を最高50万まで補助してもらえるならば、そこらへんをもうちょっと融通をもたせて欲しいと思います。

この住宅リフォームというのは、県でやられていますが、それでいいのかというのはやっぱり考えてみなくてはいけないのではないかと思います。行 政はみなさんたちの税金をいただいて、それをまた還元します。ですから、目的をはっきりさせないと、こういったばら撒きに近いものをいつまでもしていた ら、お金がどんどんそっちの方に使われてしまいます。ただ、これを佐賀市だけしないということになると、佐賀市の人が損をすることになりますので、佐賀市 も制度的にはさせていただいて、その上乗せとして、庭木などの外構の部分を佐賀市独自のものでさせていただいております。
今、制度の矛盾点を指摘されましたが、今年も募集をかけたら殺到して、予定枠をすぐ超えてしまうというような状況ですので、先ほど言われました ような部分での改善というのはもう少し先になるのではなかろうかと思います。しかし、そこまでこの制度が残り得るのかどうか、私からしますと、先ほどから 言われていますように、文化財の保存とか芸能の維持できつい思いをされているので、そちらの方に使ったほうが良いのではなかろうかとも思います。

 



一昨年の高齢化率が65歳以上で29.5%、去年が30.3%、今年は30.8%と毎年0.5%ぐらい高齢化しています。旧佐 賀市内をみますと、高齢化が特に進んでいるのは嘉瀬町と久保泉の2町ですから、その原因はやはり調整区域だと思います。嘉瀬町には今度県病院ができますか ら、調整区域も見直しというようなことがあるんじゃなかろうかなと思いますけれども、久保泉はもう何十年とそういうのがありません。こういう話をすると、 いやもうそれはルールだからと一発で断られてしまいますが、久保泉町においてはもう待ったなしだと思います。本当にどうにかならないでしょうか。

嘉瀬は新しい県病院ができるので、線引きが甘くなりはしないだろうかというような期待を、一部の地元の人たちが持たれていたのは事実です。しか し、これも駄目でした。県病院の予定地が狭いから少し広げてくださいというのでさえも、またもう一回手続きを踏まないといけないというぐらい、都市計画の 線引きというのは厳しい部分がございます。
佐賀市全体の高齢化率は23.5%ぐらいですから、それよりも7%程こちらのほうが高いということですね。だんだんそういう格差ができて、そし て生活がしにくいというような地域になるということが予測されます。これはもう全国的な流れもそうですが、それを少しでも食い止めるために、できれば、近 いところに工場があるから、外に出た人は戻って久保泉の自分のふるさとで生活をする、いわゆるUターン組が増えたらなあと、もう、そこに期待せざるを得な いと思います。

 



26年度に久保泉小学校の改修をやってもらうということで、その内容を聞くと合併特例債という言葉がよく出てきます。その合併 特例債はだいたい27年で終わりますと学校から聞いていたのですが、最近また国からの補助があって30年まで延びたということです。この合併特例債につい て、素人ではなかなか分からないので、そのへんのことをちょっと教えていただきたいと思います。

合併特例債は合併して10年で切りますよということでございましたが、それではやっぱり東日本大震災を含めて期間が足りないということで、して しまいきれない部分は伸ばしていいですよというのが、やっと通りました。だからその部分を引き続きその条件でできるということですので、佐賀市も今、それ に乗せて事業を進めるために、事業を見直しているところです。

 



65歳以上が50%以上超えたら限界集落といいますよね。また、55歳以上が50%を超えると準限界集落と言うそうですけれど も、うちの集落は、55歳以上は58%です。もう準限界集落になっているんです。65歳以上はまだそこまでいきませんが、それでもだいたい34%ぐらいで す。この2年間で高齢者が亡くなられて、3軒か4軒が空き家になりました。このままいくと10年後、空き家ばかりになるのではないかと思います。結局、若 い世代がほとんどいないんです。集落の中に小学生が現在6人いますけれども、5人は5年生と6年生ですから、その子たちが卒業すると、たった1人になりま す。山間部だけではなく、久保泉でもそういう現実があります。

1年半前ほど前に来た時と比べると、かなり深刻になってきたなあと感じます。そしてなかなか止まりそうにないと。本来、地域で住むための要件と いうのがあると思います。先ほどから出ていますように、買い物できる店とか、お医者さんとかですね。それから、交通機関がないと町はどんどん寂れていって しまうので、やはりそれは確保しておかなければならないということで、行政の持つ役割も結構強いものがございます。
もう1つはやっぱり農業政策です。TPPについては慎重に議論をすべきだと思います。佐賀市議会としては、TPPは慎重に、反対と、そういう意 見集約をされて、国に対しても意見を申されています。やっぱり今の農業の生産規模では、なかなか生活ができなくなってしまっています。昔は1町5反から2 町作れば、家族が多くてもそれなりに食べていけたのが、今はもう5町でもだめだというふうになってしまって、それで農業が廃れて、人が離れてしまっていま す。やっぱりそういった生活の基盤が、雇用を含めて、地域に近いところにないと、町が廃れていくという状況があちこちに見られるわけです。全てが国のせい だけではございませんが、国の方針というものが大きな流れを作ってしまっているというのもあります。それをカバーして地域でもやらせていただいております が、なかなか十分な手立てが出来ず、モグラ叩き的にぽこぽこと修理をするぐらいが精一杯で、今みなさんたちのお話をお聞きして、残念さも感じているわけで す。

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