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人権コラム(令和4年8月15日号)

更新:2022年08月 8日

    人権コラム(8月)
   令和3年度人権啓発
 ポスターコンクール優秀作品

あなたの人権 わたしの人権

「無意識の偏見に気づこう」

ある人気のコーヒー店がメディアの取材を受ける際に、こんな依頼文を渡したそうです。「共同経営をしています。雑誌などに掲載する際は『妻→夫』の順番でお願いします」。「取材中は『ご主人・旦那さん』『奥様・奥さん』と言った呼び方は控え、名前でお願いいたします」。

体の性別に対して、社会的・文化的に作られる性別役割分担意識のことを「ジェンダー」と言いますが、今の社会では「男らしさ」「女らしさ」に関して無意識の偏見が多くみられます。このコーヒー店の経営者も「夫がメインの経営者」ととらえられることが多く、そんなジェンダー意識に抗いたいという気持ちがあったそうです。

女性に対しては「内助の功」「女性ならではの細やかさ」などの表現があり、そこには女性は「一歩下がり支えるべき存在」という偏見がみられます。男性に対しても「男たるもの」「大の男が」など性別に基づく思い込みを押しつけられ、窮屈な思いをする人もいます。

性表現をめぐる発言で批判を受けた人が謝罪する際に「悪気はなかった」という言葉がよく聞かれます。しかし、この言葉にこそ大きな問題が潜んでいます。

悪気なく親しみを込めた言葉であるために、受け手は差別ととらえてよいものかどうか迷い、複雑な気持ちにさせられるのです。

誰もが「自分らしさ」を大事にされ、暮らしやすい社会は、まずは個々人の中にある思い込みに気づくことから始まるのではないでしょうか。

(社会人権・同和教育指導員)

◇毎月1日は「いじめ・いのちを考える日」です。
◇毎月11日は「人権を考える日」です
◇新型コロナウイルス感染症に関連する差別や偏見をなくしましょう。

 

人権コラム

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このページに関するお問い合わせ

市民生活部 人権・同和政策・男女参画課 人権啓発係
〒849-0919 佐賀市兵庫北三丁目8番36号ほほえみ館
電話:0952-40-7367 ファックス:0952-34-4549
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