計画策定の経緯・目的
三重津海軍所跡を構成資産の一つとする「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」が、第39回世界遺産委員会の決議により、平成27年7月8日に世界遺産一覧表に記載されました。
その際、「推薦資産(の全体)及び構成資産に関する優先順位を付した保全措置の計画及び実施計画を策定すること(勧告b)」などが付議されました。
このことを踏まえ、本市では、三重津海軍所跡の価値を適切に保存し、公開・活用を進めていくため、内閣官房・文化庁をはじめ、各分野の専門家や関係者と検討を行い、遺産の将来像の実現に向けた具体的な手法等を示す「三重津海軍所跡の保存・整備・活用に関する計画」を策定しました。
三重津海軍所跡の保存・整備・活用に関する計画及び概要版等
三重津海軍所跡の保存・整備・活用に関する計画
三重津海軍所跡の保存・整備・活用に取り組んでいくにあたり、その基本的な方向性を定めた計画です。三重津海軍所跡が史跡と世界遺産の二つの側面を持っていることから、「史跡三重津海軍所跡整備基本計画」と、「『明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業』三重津海軍所跡修復・公開活用計画」の二つの計画をまとめて策定しました。
・三重津海軍所跡の保存・整備・活用に関する計画(PDF形式:28.86メガバイト)
三重津海軍所跡修復・公開活用計画(抄録)
「『明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業』三重津海軍所跡修復・公開活用計画」の概要版(抄録)として策定したものです。
・三重津海軍所跡修復・公開活用計画(抄録)日本語版(PDF形式:1.12メガバイト)
・三重津海軍所跡修復・公開活用計画(抄録)英語版(PDF形式:747キロバイト)
「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」保全状況報告書
第39回世界遺産委員会の決議への付議を受け、国が作成した報告書、平成29年11月30日にユネスコへ提出されました。
・「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」保全状況報告書(外部リンク:内閣官房ホームページ)
「三重津海軍所跡修復・公開活用計画(抄録)」をもとにした簡略版を「三重津海軍所跡の保全措置の計画及び実施計画」として国が作成し、この「保全状況報告書」の付属資料として添付し、ユネスコへ提出しています。
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