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【教育長だより】佐賀市青少年センター開所1周年

更新:2017年11月10日

創作ダンス成果発表 キャリア教育講座

ダンス成果発表。観衆から大きな拍手があがった。フリートークでは、仕事のやりがいや将来を考えた。

創作ダンス成果発表

ハンドマッサージの実演で、参加者に幸福感を与えられたのでは。

平成29年11月2日

 落葉や木枯し、時雨の冷たさなど、風物にはいかにも「冬めく」感がいたします。
 街ゆく人の姿にも、“口に袖 あててゆく人 冬めける(虚子)” を体感するような候となってまいりました。

 さて、「佐賀市青少年センター」は、昨年バルーンミュージアム3階に移転開所し、10月1日に1周年を迎えました。
 改めて、この施設を紹介しますと、ここでは青少年に学習と憩いの場を提供し、心身ともに健全な青少年の育成を目的として主に3つの活動を行なっています。
 1つは、青少年の居場所づくりです。
 施設内には、フリースペースや個別学習室、音楽室、音楽練習室、多目的室等を設置しています。それぞれに明るい空間が広がっており、そこでは、友達と語らったり、自分の目標に向かって自主的に学習したり、音楽や軽運動等が楽しめる青少年のニーズに合わせた居場所として活用されており、青少年の健やかな成長を支援しています。
 2つには、困難を抱える青少年の支援拠点としての活動です。
 佐賀県警察人身安全・少年課少年サポートセンターやNPOに業務を委託している「子ども・若者支援室」をセンター内に設置しています。そこでは、警察、NPO、教育委員会が緊密に連携し、ケースに合わせて迅速・適切に青少年の支援に当たっています。
 3つには、青少年関係団体の活動拠点です。
 青少年健全育成連合会や子ども会連絡協議会等各種青少年関係団体の会議や活動の拠点として活用しています。また、「子どもへのまなざし運動」の推進拠点ともしており、青少年を取巻く環境の整備に社会全体で努めています。
 このような役割を持つ青少年センターが10月1日をもって開所1周年を迎えたところです。それを記念して、全施設の機能を最大限に活用した多彩な催しを行いました。

〇フリースペースでは、
(1)美術作品の展示
 佐賀女子高校普通科芸術コース美術デザイン専攻の生徒のみなさんの作品を展示しました。どの作品も発想豊かで、参加者のみなさんは楽しく鑑賞していたように思いました。
(2)藻類を活用したクリームによるハンドマッサージ
 佐賀商業高校学美舎の生徒による参加者へのマッサージ実演がありました。体験された参加者からは、「大変気持ちがよくてリラックスできました。」という感想が聞けたところでした。

〇多目的室では、
(1)ミュージカル公演
 ティーンズミュージカルSAGAによる本格的なミュージカルの演技で参加者は一様に感動しました。
(2)ダンス体操・公演
 パフォーマンス・ファクトリー・ハッピーによる公演と参加者と一体となったダンス体操を楽しみました。参加者は、老若男女を問わず、リズムをとりながら額に汗してダンスに興じ、リフレッシュされたのではないでしょうか。

〇 大会議室では
(1)活動発表
 佐賀商業高校学美舎の活動状況の発表がありました。これまでの活動を参加者のみなさんに分かりやすく発表されていました。
(2)フリートークイベント
 警察官、消防士、自衛官、市職員のみなさんに、その職業に就いたきっかけや職業の魅力について紹介してもらいました。参加した青少年は興味を持って聞き入り、フリートークをとおして公務員としてのそれぞれの職業に対して理解が深まったようでした。
(3)キャリア教育講座
 特定非営利活動法人スチューデント・サポート・フェイスにより、社会人としての様子などを学ぶ学習会があり、参加の青少年にとって将来社会人となる構えと希望が湧いたことでしょう。

〇小会議室1では、
 佐賀県警察少年サポートセンターによる「鑑識体験」
 ドラマではよくみかける鑑識を参加者自身に体験してもらいました。鑑識への興味が湧き、その意義や職業への理解にもつながったのではないでしょうか。

〇小会議室2では、
 佐賀大学漫画研究会による「漫画作品展示・漫画制作体験」「佐賀大学入試アドバイス」
 一生懸命に漫画を描いていた中高生に声をかけると、「漫画に興味があり、漫画を描くのはとても楽しい。今日は描き方をアドバイスしてもらえてうれしい。」と語ってくれました。

〇調理室では、
 西九州大学佐賀調理製菓専門学校による「洋風料理教室」
  料理に興味を持つ高校生がエプロンをかけ、指導を受けながら調理に挑戦していました。慣れない手つきの包丁捌きにもかかわらずたいへん楽しそうでした。きっと自分達がつくった料理は格別で、そのできばえや味は最高だったことでしょう。

〇音楽室では、
(1)心理検査、リラクゼーション
 スチューデント・サポート・フェイスによる体験活動が行われました。
(2)音楽発表会
 日頃、青少年センターを利用して練習を積んでいる小学生、高校生、大学生等、利用者のみなさんの成果発表の機会でもあり、合唱やピアノ演奏、フルート演奏等、練習の成果を披露してくれました。美しい歌声と演奏に、会場は大きな拍手で沸きました。きっと、出演者の児童生徒・学生のみなさんには達成感があったのではないでしょうか。

 今回の企画では、参加した青少年が体験的に活動できること、青少年自身が日頃の活動成果を発表できる機会とすることを意図して構成した内容でした。また、各種団体や社会人との関わりを通しながら生き方をも学ぶ機会としたものです。
 参加した青少年にとっては、それぞれのニーズに合わせて生き生きとした体験活動ができました。きっと充実感を味わった1日だったのではないでしょうか。
 今回の1周年事業での青少年の活動の様子をとおして感じたことは、青少年が、それぞれ主体的に活動してきた成果を、周囲の大人が発表(表現)する機会を作り出し認めてやることの大切さです。
 このような体験は、青少年に充実感を味わわせることができ、その積み重ねにより、生きる自信につながるものと確信したのです。
 今回の催しで、青少年の生き生きとした活動ぶりに触れ、今後も青少年には1年の節目として、自らの成長を確認できる機会と場を工夫していけたらと感じたところです。

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教育部 教育総務課 総務係
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