農業(クリークの役割と保全)
農業
クリークの役割と保全
クリーク(堀)は、佐賀平野で農業や生活のために人の力によって造られ維持されてきました。
- a.農業用水として
- b.生活用水(飲み水、風呂や洗い物の水など)として
- c.雨季の洪水調節として
- d.遊び場(遊泳、魚つりなど)として
- e.資料や資材として…クリークに生えているヨシは葦ふき屋根の材料として、浮き草はニワトリのえさとして利用されていました。
- f.食料として…クリークに生息する魚介類(フナ、コイ、エビ、ウナギやドジョウ、タニシなど)やヒシの実、クワイなどは人々の食料となりました。
このように、クリークは農業用水のためだけではなく、人々のくらしに密着していたのです。現在は、水道や、食料の輸送手段、冷蔵庫などが普及しているため、水や食料をクリークに頼らなくなりました。このため、人々とクリークのかかわりも薄れています。
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