令和2年度人権啓発
ポスターコンクール優秀作品
あなたの人権 わたしの人権
「ともに暮らすということ」
新型コロナウイルス感染症の拡大により、障がいのある人の暮らしも大きく影響を受けています。
視覚に障がいのある人の場合、お店に行ったとき「店員さんにサポートを頼みづらくなった」「床にあるレジに並ぶ位置の印や釣銭をもらうトレイの位置が分からなかった」などの声がありました。反面、嬉しかったこととして、他のお客さんのサポートや、店側のこれまで通りの配慮が受けられたことを挙げています。
聴覚に障がいのある人の場合、マスクの着用により、相手の表情や口の動きなどから内容を読み取ることが困難になっているといいます。そのほか、補聴器をつけていてもアクリル板などの仕切りにより声が伝わりにくいともいいます。こんな時、簡単な確認事項は文字やイラストにして、カードやボードに示しておけば、聴覚に障がいのある人に限らずだれもが分かりやすくなるでしょう。
障がいのある人にとって、コロナ禍の生活は不便なことが多いようですが、周りの人たちのちょっとした配慮が大きな助けになります。
また、障がいがあることが外見からはわかりにくい場合があります。そうした時、手助けなどを必要としている方の多くが、ヘルプカードやヘルプマークを身につけています。
困っている様子が見られたら、「お困りですか、何か手伝いましょうか」と声をかけてみませんか。
(社会同和教育指導員)
◇毎月1日は「いじめ・いのちを考える日」です。
◇毎月11日は「人権を考える日」です。
◇新型コロナウイルス感染症に関連する差別や偏見をなくしましょう。
このページに関するお問い合わせ
市民生活部 人権・同和政策・男女参画課 人権啓発係〒849-0919 佐賀市兵庫北三丁目8番36号ほほえみ館
電話:0952-40-7367 ファックス:0952-34-4549
