令和2年度人権啓発ポスターコンクール優秀作品
あなたの人権 わたしの人権
「災害の教訓に学ぶということ」
昨年、「阪神・淡路大震災記念・人と防災未来センター」を訪れました。ここは、大災害の記録を留めるとともに、防災・減災対策のノウハウを発信し続けています。大きな災害が毎年のように発生する昨今、防災・減災の意識を持つことは非常に重要であると考えます。
また、高齢者、障がい者、乳幼児、妊婦などの災害弱者(災害時要援護者)への配慮も大切です。
令和2年7月豪雨は各地に大きな被害をもたらしました。中でも熊本県球磨村で想定を超える洪水が発生し、水没した高齢者施設では職員による懸命の避難活動も間に合わず、多数の入所者が犠牲になりました。
防災・減災対策や避難訓練については一定の成果があがっていると思いますが、災害弱者の立場に立った視点や見落とした点があるのではないでしょうか。
地域には様々な人が住んでおり、その人々に配慮した避難計画が必要であり、多様な住民が参加しての避難訓練を重ねることも必要だと思います。
人権とは、誰もが安心して生きることができる権利です。すべての人の命を守るために日ごろからお互いに関心を寄せ、共に支え合い、行動していくことができるようにしたいものです。
(社会同和教育指導員)
毎月1日は「いじめ・いのちを考える日」です。
毎月11日は「人権を考える日」です。
新型コロナウイルス感染症による差別や偏見をなくしましょう。
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