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人権コラム(平成25年10月15日号)

更新:2015年02月25日

平成24年度人権啓発ポスターコンクール優秀作品です

平成24年度人権啓発ポスターコンクール優秀作品

あなたの人権 わたしの人権

「差別を乗り越えて生きる」

同和問題啓発強調月間である8月には、県内各地で同和問題講演会がありました。
佐賀市では、人権の詩人として広く知られ「人の値うち」の作者である江口いとさんの息子さん夫妻、江口久さん・徹子さんの講演でした。この中で、母いとさんへの想い・自身の差別体験・子どもへの想いなどを話されました。
いとさんは、夫を戦争で亡くし、苦労しながら差別と闘い、幼い子ども2人を育てながら「自分たちが住んでいる地区の子どもたちが、差別に負けないように。」と、25歳の時に自宅を開放し、「子ども会」を立ち上げ、学習会を開き指導してこられ、また、差別をなくすために、各地で講演されました。そのような中で久さんは生きてこられました。
久さん自身も出身を理由に就職のときや、会社に入っても差別を受けました。その後、役場へ再就職したことで、同和問題に正面から向き合い、差別をなくすために町をあげて研修に取り組まれました。「差別をする人は人権・同和問題を正しく知らないからである。だから、啓発を進めていかなければ。」という思いで、「土居町人権宣言」を起草されました。
今回の講演を聞いて、いとさんや久さん夫妻の活動の中で、多くの人との「絆」を大切にしてこられた家族の生き方を知り、差別をなくすためには、人と人との出会いを大切にし、思いやりの気持ちで人と接することが大切であることを再認識することができました。そして、「差別する人がいるから差別がある」という言葉が特に心に残りました。

(社会同和教育指導員 山田邦雄)

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このページに関するお問い合わせ

市民生活部 人権・同和政策・男女参画課 人権啓発係
〒849-0919 佐賀市兵庫北三丁目8番36号ほほえみ館
電話:0952-40-7367 ファックス:0952-34-4549
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