人権コラム(平成29年7月15日号)

更新:2017年07月 7日

平成28年度人権啓発ポスターコンクール

優秀作品

ポスター7月号

あなたの人権 わたしの人権

補助犬が身近にいる共生社会へ

先日、糸島市の公益法人九州盲導犬協会へ研修に行く機会がありました。目の不自由な人の歩行を安全に快適に誘導するという、盲導犬の役割については知っているつもりでしたが、実際に訓練の現場を見ると盲導犬の仕事ぶりに感心し、拍手を送りたくなりました。

盲導犬の訓練には、人の指示どおりに動く「基礎訓練」と、段差を知らせ障害物をよける「誘導訓練」がありますが、これらができるだけでは盲導犬にはなれません。人混みの中で動じないこと、パートナーとして仕事ができることなどの評価基準をクリアし、盲導犬としてデビューできるのは全体の30~40%です。そして10歳頃に盲導犬の役目を終えます。

街で盲導犬を見かけると盲導犬が道案内をしているように見えますが、実は使用者の指示に従って誘導しているのです。盲導犬を見かけたときは、直接触らないことがルールで、使用者に「何かお手伝いすることはありませんか」と声をかけましょう。

盲導犬は「ペット」ではなく「補助犬」として交通機関や施設などあらゆる場所に同伴できることが法律(身体障害者補助犬法)で認められています。

盲導犬のほかに聴導犬や介助犬を総称して「身体障害者補助犬」と言います。

補助犬が活躍できる社会をつくるためには、まず私たちが正しい知識や理解を持つことが大切です。職場や家庭、地域などで補助犬が来た時の対応を話し合っておくことが共生社会づくりにつながります。

社会同和教育指導員 西村 正元(にしむら まさもと)

毎月11日は「人権を考える日」です

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