佐賀市は2014年に「バイオマス産業都市構想」を策定し、清掃工場や下水浄化センターなどに集まる「ごみ」や「排水」などをエネルギーや資源として循環させるための取組を行っています。また、2024年には「佐賀市グリーン化推進戦略」を策定し、環境を改善しながら持続的に経済が発展する産業・社会を創出しています。
また、これらの取組を推進するために「企業版ふるさと納税」による支援を募集しています(プロジェクト名:持続可能な脱炭素・資源循環のまちづくりプロジェクト)。
バイオマス産業都市さが〈構想・取組〉について
- 佐賀市バイオマス産業都市構想
- バイオマス産業都市さが これまでの取組(清掃工場)
- 二酸化炭素分離回収事業について
- バイオマス産業都市さが広報記事等
- 下水浄化センターでの取組について(佐賀市上下水道局ホームページ)
佐賀市グリーン化推進戦略
社会背景
環境政策を取り巻く社会経済情勢は、昨今大きく変化しています。
経済社会システム全体の改革の取組である「グリーン・トランスフォーメーション(GX)」の実現に向けて、国、民間事業者等の関係主体が新たな取組に着手しています。
本市における新たな取組
二酸化炭素分離回収事業は、世界でトップとなる稼働時間を記録しているなど、世界的にも先進的な取組として評価されています。
このCCU資源を核として、新たな戦略(「佐賀市グリーン化推進戦略」)のもと、様々な支援を活用しながら、本市に民間事業者の脱炭素化に関する投資を呼び込むことにより、環境を改善しながら経済が発展する産業・社会を創出していくこと(GXの実現)を目指しています。
佐賀市グリーン化推進戦略の基本的な考え方と新たな3つの施策
(1)グリーンアグリバレー計画:清掃工場周辺を脱炭素農業の拠点にする
(2)産業グリーン化の推進:民間事業者に対するグリーン化技術開発への支援により新たな産業を創出する
(3)GX事業環境の創出:国の制度改正や補助金等の活用を通じて民間事業者との連携によりGX環境を創出する
関連資料
佐賀市グリーン化推進戦略概要【 PDFファイル:1.01 メガバイト 】
取組内容
二酸化炭素の国際認証取得
産学官での取組
- 佐賀駅バスセンターの舗装に「廃PET」を原料としたアスファルト改質剤が採用されました(花王)
- 市が仲介役となり市域内の経済を活性化します
・市域内でのバイオマス融通(味の素、王子マテリア、JAさが天山ファーム)
・次世代の声に答える①(弘学館、ムーランルージュ、アルビータ)
・次世代の声に答える②(佐賀商業、元祖吉野屋、アルビータ) - 二酸化炭素を活用した大豆育成研究プロジェクト(伊藤忠エネクス、佐賀大学、不二製油)
- 施設園芸の環境効果と経済効果を同時にシュミレーションできるソフトウェアを開発しました(株式会社誠和。)
自治体オンライン(エネルギー需給の「見える化」で、採算性ある循環型農業の実践へ)
㈱誠和と佐賀市が「令和6年度気候変動アクション環境大臣表彰」を共同受賞
関連する協定・契約など
- 株式会社ユーグレナと藻類培養に関する共同研究契約
- 味の素株式会社と佐賀市による共同研究契約
- 株式会社アルビータとバイオマス資源利活用協定
- 佐賀大学、筑波大学との佐賀市における藻類バイオマスの活用に関する開発研究協定
- 佐賀県、唐津市及び玄海町との美と健康に関する自治体間連携協定
- 循環型未来都市「Kirei City Saga」の実現をめざし花王株式会社と包括連携協定
- DXとGXで環境を改善しながら持続的に経済が発展する産業・社会を創出!株式会社誠和。と連携協定を締結しました
藻類産業の創出にむけて
関連する講演会・講座
バイオマス事業や関連施設の視察申込みについて
過去のメディア等掲載情報
・環境省のホームページで佐賀市の二酸化炭素活用事業(CCU)が先進的取り組みとして紹介されています
・COP28、COP29で二酸化炭素分離回収事業が紹介されました
その他
このページに関するお問い合わせ
環境部 GX推進課 政策推進室〒849-0919 佐賀市兵庫北三丁目8番36号 ほほえみ館
開庁時間:月曜から金曜日:8時30分から17時15分まで
電話:0952-30-1004 ファックス:0952-40-7377
