電力の地産地消とは
電力の地産地消を進める理由
家庭や事業所でのエネルギーは、石油や石炭など大半が外国の資源を利用しています。外国からのエネルギー資源の流入にともない、資金の国外流出のみならず、資源の輸送にかかる二酸化炭素の排出量も大きく、地球温暖化の要因にもなっています。今後は可能な限りエネルギー循環を地域で行うことが求められています。
佐賀市では、市町村合併後、市内にあった3つのごみ処理施設を廃止し、本市のごみ処理を清掃工場に集約して行うこととしました。このことで、清掃工場で生み出されるごみ発電の量が多くなりました。また、電力の自由化により、電気を売却する企業や購入する企業を選択できるようになり、清掃工場で生み出された電気(再生可能エネルギー)を市内の公共施設に供給することができるようになりました。
佐賀市は、地球環境にやさしい電気を市民が集う施設で利用することで、環境にやさしい施設、環境学習の実践として取り組んでいます。
内容
➢電力の地産地消(令和5年度実績、令和6年3月31日時点)
・清掃工場で生み出される電力量:2,909万kWh/年
・清掃工場から売却する電力量 :1,474万kWh/年
・公共施設で利用する電力量 :1,587万kWh/年
・供給施設117ヶ所
≫ 小中学校51ヶ所
≫ その他公共施設66ヶ所
➢市民への環境教育の推進
・外部講師による市内小学校での出前授業(教材:ごみ分別発電ゲーム)
電力の地産地消のメリット
➢再生可能エネルギーを利用することで二酸化炭素の排出削減につながる
➢市民のごみ分別等に関する環境教育の動機付けになる
➢新電力との契約によるコスト削減
このページに関するお問い合わせ
環境部 循環型社会推進課 施設管理係〒849-0917 佐賀市高木瀬町大字長瀬2369 佐賀市清掃工場
電話:0952-30-2430 ファックス:0952-30-2494
