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人権コラム(平成29年6月15日号)

更新:2017年05月30日

平成28年度人権啓発ポスターコンクール

優秀作品

人権ポスター6月

 

あたなの人権 わたしの人権

差別語に出あう

少し前の話になりますが、バスの待合室で70歳くらいの男性が缶ビールを片手に大きな声で携帯電話をかけていました。その声は待合室の隅々にまで響き、バス待ちの人々は大変迷惑をしています。私は近づいて「みなさんが迷惑しています。もう少し小さな声でお願いします」と話しかけると、予想外の反応が返ってきました。

「なんば言うか、この××××が!」

私はこの言葉に大変驚きました。このとき、戦前・戦中を通じて、外国人を差別する言葉が使われたのです。戦後七十年経っても、その方の心の中にこの差別語、すなわち差別感が生き残っていたのかと思うと大変な衝撃を受けました。

この言葉は、外国人を排斥するヘイトスピーチやインターネットの中でも、はなはだしい人権侵害の表現として使われています。

発言者がどのような意図で使われたのか、今となっては推測するしかないのですが、強い怒りや憎しみを表す言葉として心の奥に根付いていたのではないでしょうか。

昔から使われてきた差別語が現在も使われ、差別に苦しんでいる人がいるという現実があります。言葉や表現が当事者にとって差別されていると感じさせる場合もあることを知っておくとともに根付いた差別心を取り除くためには、研修会や講演会で正しい知識を学習し、行動することが大切だと思います。

社会同和教育指導員・中村 勝英(なかむら かつひで)

*毎月11日は「人権を考える日」です。

 

 

 

 

 

 

 

 

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このページに関するお問い合わせ

市民生活部 人権・同和政策・男女参画課 人権啓発係
〒849-0919 佐賀市兵庫北三丁目8番36号ほほえみ館
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