東名遺跡に関する情報発信~縄文の貝アクセサリーづくり~
縄文の貝アクセサリーをつくろう!!を開催しました。
今回は、7月27日(土)に東名縄文館で開催した小学生向け体験学習「縄文の貝アクセサリーをつくろう!!~縄文時代の貝輪づくりに挑戦~」についての報告です。
佐賀市金立町にある東名遺跡は、今から7000年前の縄文時代の遺跡で、貝殻でつくったアクセサリーが多数発見されています。
今回は、現生のベンケイガイを材料に、貝輪(ブレスレット)づくりに挑戦しました。
当日は地元を中心とした小学生25人(保護者を含めると約50人)の参加者があり、にぎやかなうちに終了することができました。
最初は戸惑っていた子どもたちも、石でたたいて貝殻に穴があいたり、シカの角(つの)でたたいて穴を広げたりすることがおもしろく、興味津々で作業を行っていました。
ただ殻が厚く、腕がとおるまで穴を広げるのは少し大変そうでした。
最後にと石で磨いて出来上がり。
早い子は2~3個つくり、うれしそうに腕にはめ、カラカラと軽やかな音を出していました。
きれいな貝を身につけたいという縄文人たちの気持ちが伝わったのではないでしょうか。
ご参加くださった皆様、ありがとうございました。
参加してくれた子どもたち
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当日参加してくれた子どもたちです。 貝輪づくり終了後に撮影したもので、それぞれ自信作を身につけています。 |
貝輪づくりの様子
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ブルーシートの上で輪になってつくりました。 |
貝輪づくり1
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まず石でたたいて、貝殻に穴を開けます。 |
貝輪づくり2
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シカの角(つの)で、腕が通るまで穴を広げていきます。 砂の上でたたくのがコツです。 |
貝輪づくり3
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最後にと石で磨いて出来上がりです。 |
たくさんつけた貝輪
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縄文人たちもこんなにたくさんの貝輪をつけたんでしょうか。 貝と貝があたって、カラカラと軽やかな音がします。 |
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