佐賀市重要文化財の紹介です
木造不動明王像
所在地 大和町大字川上947 実相院 指定年月日 平成9年5月23日 像高96.3センチメートル 、ヒノキ材、一木造、彫眼、彩色の像です。不動明王は密経の行者の守護者として、また一般には魔を降伏する仏尊として広く信仰されました。憤怒像ですが、おだやかな彫りは平安時代後半の特徴を表しています。この時代の不動明王像は県内でも数少なく貴重な作例です。火炎光背、台座は大正2年の補作です。 |
木造愛染明王像
所在地 大和町大字川上947 実相院 指定年月日 平成9年5月23日 像高67.8センチメートル 、ヒノキ材の寄木造、彫眼の彩色像です。同じく実相院に所蔵される市重文の愛染明王像の図像と同じく身体は朱色で3つの眼と6本の腕をもつ像です。体躯は張りのある釣りあいのとれたプロポーションで室町時代に制作されたと考えられます。 |
木造山王像
木造女神像
女神像 所在地 大和町大字川上947 実相院 指定年月日 平成9年5月23日 像高25.9センチメートル 、ヒノキ材、一木造、彫眼、彩色の小さな像です。河上神社の祭神与止日女さんの像と伝えられ、神社の信仰の歴史を知る上で貴重な資料です。像容から室町時代に製作されたと考えられ、胸部の傷は元亀元(1570)年の大友氏の肥前侵攻の際につけられたとも伝えられています。 |
木造十一面観音像
木造弘法大師像
木造五大明王像
所在地 大和町大字川上947 実相院 指定年月日 平成9年5月23日 像高33.5~49.0センチメートル 、寄木造、玉眼、彩色の像です。本作は江戸時代の作ですが五大明王像すべてが完存している例は稀で、その点では貴重な作例です。5躯とも小像ですが、寄木造、玉眼を嵌め込んだ、わりあい技法のたしかな仏師の手になるものと思われます。 |
木造薬師如来像
所在地 大和町大字川上947 実相院 指定年月日 平成9年5月23日 実相院の本尊で像高48.8センチメートル、ヒノキ材、寄木造、玉眼、漆箔像です。技巧的な江戸時代の作で各所に平安時代、鎌倉時代の仏像の特徴をとりいれており、古仏を非常によく学んでいる本格的な仏師の手になるものです。裳先に墨書銘があり、明治45年に修復したことが記されています。 |
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