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佐賀県重要無形民俗文化財

更新:2023年10月16日

佐賀県重要無形民俗文化財の紹介です

 

三重の獅子舞

三重の獅子舞

新北神社の秋の祭礼のときに、神輿が氏子集落に行幸するときに供をしていく。神社での奉納のほかにお旅所あるいは道行の途中で舞う。

獅子頭はあごの部分が木製で、他は和紙の重ね張りの上に漆がかけてある。頭部から尾にかけて着物と呼ばれる幌をつけ、頭の色に合わせ、赤褐色、青緑色となっている。囃子に合わせ、獅子めずりという獅子をあやす少年の動きに合わせて舞う。

舞の特徴として、二段継ぎ、三段継ぎという、肩車をした2名または3名が、手をさしあげて獅子頭を動かす曲芸的な所作がある。

市川の天衝舞浮立

市川の天衝舞浮立

三日月に形どった雲龍を画いた直径1m余りのテンツキとよばれる大きな紙張りの巨大な前立を額に付け、腰にゴザを下げた踊手が両手にバチをもって大太鼓を打つ民俗芸能で、毎年10月中旬に氏神諏訪神社境内で催される神事である。

富士町市川地区での出演者は壮年男子による笛の役・謡・鉦打、青年女子によるパンパコ・銭太鼓、少女による扇子舞であり、太鼓を打つ踊手のテンツクミャーは口を白布で覆い、手甲・脚絆にわらじばきである。曲目は道行・鳥居がかり・神の前・まくり等である。神社の鳥居にかかると道行から鳥居がかりの曲に変わり、行列は境内を3周して円陣を作り、定位置につく。棒使い、鉦打ちによる奴踊の後に神の前となる。神の前・まくりの曲目でテンツクミャーがテンツマを振り回しながら囃子に合せて舞い踊る。なお、同様な天衝舞浮立は玄蕃一流浮立ともいわれ、佐賀市を中心に伝承されている。

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このページに関するお問い合わせ

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