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人権コラム(平成29年5月15日号)

更新:2017年05月10日

平成28年度人権啓発ポスターコンクール優秀作品

人権ポスター5月

あなたの人権  わたしの人権

若者たちの輝く未来のために

 4月には多くの企業などで入社式が行われ、新入社員の皆さんは社会人として、情熱とやる気に満ち溢れていることと思います。平成30年大学卒業予定者の就職活動もすでに開始されました。
 そのような中、先日、就職活動中の学生の会話を耳にしました。
「面接試験は、どのような質問があるのかな。」「志望動機や自己PRなどと思うけど・・・。」「家族のことも質問されるのかな?」
 面接試験で家族のことを尋ねられたら、戸惑うのではないでしょうか。
 面接試験では職務を行うために必要な適性や能力以外に関する質問、例えば出身地、家族の職業や収入、思想、信条を尋ねることは「就職差別」にあたり禁止されています。
 「就職差別」をなくす動きは昭和40年代に子どもの希望や夢を実現させたいという学校現場の強い意思のもと、全国に広がりました。
 また、昭和50年代には、国の通達により、本人の能力や適性に関係のない記入欄を削除した履歴書、「全国統一用紙」が使用されるようになり、就職の機会均等を確保する取り組みが進められました。しかし、一方で、採用選考の際、身元調査を行うなど差別事象も発生しました。
 採用選考は志願者の人権に配慮して実施されなければなりません。アメリカでは、履歴書への写真の貼付、年齢や国籍の記入も差別として扱われています。
 「働く権利」は、憲法で保障された「職業選択の自由」に基づく「生きる権利」です。
 若者たちの希望に満ちた想いに応えるよう、私たち大人が「差別は許さない」という意識をもち、彼らの未来が輝くようにしたいものです。

              社会同和教育指導員 椛島 陽一郎(かばしま よういちろう)

毎月11日は「人権を考える日」です。

 

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このページに関するお問い合わせ

市民生活部 人権・同和政策・男女参画課 人権啓発係
〒849-0919 佐賀市兵庫北三丁目8番36号ほほえみ館
電話:0952-40-7367 ファックス:0952-34-4549
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