佐賀市文化振興基本計画計画の構成
第二次佐賀市文化振興基本計画を策定しました
背景
平成24年3月に第一次佐賀市文化振興基本計画を策定し、文化施策を推進してきました。平成28年度は計画の最終年度となることから、これまでの成果や課題を踏まえるとともに上位計画との整合性を図りながら、引き続き文化施策を推進するための指針として、第二次佐賀市文化振興基本計画を策定いたしました。
基本理念 ~豊かな人間性を育み、創造性あふれる佐賀文化の振興~
文化は、人々の営みの中から生まれ、育まれ、受け継がれてきたものであり、その地域の、また、そこに暮らす人々の特性をあらわすものです。しかし、都市化や情報化社会が進行する中で、地域文化は次第に薄らいできました。こうした状況は、近年、多くの地域で豊かな心を育む教育や魅力あるまちづくりに取り組む中で、文化を重要視するようになってきたことで変わりつつあり、地域文化の価値が再認識されています。
対象となる文化とは
文化は、最も広くとらえると、人間の自然とのかかわりや風土の中で生まれ、育ち、身に付けていく立ち居振る舞いや、衣食住をはじめとする暮らし、生活様式、価値観など、およそ人間と人間の生活に関わる総体を意味するとされています。 本計画で取り上げる「文化の範囲」は、文化の中核を成す文化財、伝統文化、芸術、芸能、生活文化、国民娯楽などを示す文化とし、「文化芸術振興基本法」に例示されているものを基本とします。
基本的な方針
本計画は、「人づくり」、「まちづくり」の大きな2つの視点から基本的な方針を掲げています。
基本方針1
文化を「創る」、「伝える」、「支える」人づくり
文化の振興を図るには、次世代の育成や子どもの文化芸術活動の充実が必要です。そのため、文化芸術活動を推進し、家庭や社会において、文化芸術に触れ、学ぶことができる機会の創出を進めます。また、市民によるさまざまな文化芸術活動を支援し、いきいきと文化芸術活動を行い、文化を通した人づくりを進めます。
基本方針2
個性あふれる文化のまちづくり
自然や歴史、民俗文化など地域に根差した資源を保存、継承し、魅力ある文化のまちづくりへの活用を進めます。そして、文化芸術活動による地域活性化をめざします。また、身近なところで質の高い文化芸術に触れることができる環境を整備し、個性あふれる文化のまちづくりを進めます。
各主体の役割
この計画は、行政、学校、民間企業、市民が協力し、文化芸術活動へ積極的に参加することで、佐賀文化の振興をめざすものです。
関連ファイル
第二次佐賀市文化振興基本計画
第2章 佐賀市の現状と課題
このページに関するお問い合わせ
地域振興部 歴史・文化課 政策係〒840-0811 佐賀市大財3丁目11番21号 大財別館2階
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