令和2年度人権啓発
ポスターコンクール
「子どものしあわせ」
子どもは、この世に生まれてから日々新しいことに出会い、成長していきます。
親にとっても、これから成長していく我が子の姿に感動があります。すべての子どもたちが、安心し豊かな幼児体験を共有していくことが大切です。
しかし、厚生労働省が公表した2019年国民生活基礎調査によると、子どもの13.5%(およそ7人に1人)が満足した生活を送れていないといった貧困を抱えています。貧困には、親を支える人間関係や支援者がいないための孤立感も付随していると感じています。
子どもたちの貧困は、ただ外から眺めているだけでは見えてきません。その子と触れ合い、家族や親と触れ合い、関わり合う中で、地域の仲間として一緒に生きていくことから見えてきます。
最近では、全国的に地域住民等が主体となり、無料または低価格で子どもたちに食事を提供する「子ども食堂」があります。
一部の子ども食堂では、子ども以外にも帰りの遅い会社員、家事をする時間のない家族にも食事を提供しています。
子ども食堂は「人が集まる場所」であり、地域のコミュニケーションの場としても機能しているようです。
「子どものしあわせ」につながる一人ひとりにできる取り組みは、人と人との絆や人とのつながりを地域に広げていくことではないでしょうか。
(社会同和教育指導員)
◇毎月1日は「いじめ・いのちを考える日」です。
◇毎月11日は「人権を考える日」です。
◇新型コロナウイルス感染症に関連する差別や偏見をなくしましょう。
このページに関するお問い合わせ
市民生活部 人権・同和政策課 人権啓発係〒840-8501 佐賀市栄町1番1号 本庁1階
電話:0952-40-7367 ファックス:0952-40-7327
