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新年のことば(2017年1月4日)

更新:2018年01月 5日

 明けましておめでとうございます。

 皆様には、健やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。

 

 昨年は、熱気球世界選手権を開催し、130万人もの皆様に喜んでいただきました。多くの関係者の皆様からご支援、ご協力をいただき、心から感謝申し上げたいと思います。

 また、日本で初めてのバルーンミュージアムもオープンしました。こちらも、おかげさまで大変好評をいただいております。

 佐賀市は、常々、情報発信力が弱いと言われてきましたが、昨年は熱気球の町として国内はもとより世界に向けて情報発信ができました。

 幸いなことに今年から来年に向け、佐賀県が中心となって明治維新150年記念事業が進められると聞いております。

 熱気球で認知度が向上した佐賀市としても、この記念事業に全力で取り組み、全国的な認知度の定着につなげられればと考えております。

 

 さて、今年の佐賀市ですが、2度目の合併から10年を迎えます。

 ここで、佐賀市が本年、重点的に取り組みますものの中からいくつか紹介させていただきます。

 まずは、中心市街地の街づくりです。

 これまで、エスプラッツの再開、ハローワークや国保連合会の誘致、商工ビルの移転、そしてバルーンミュージアムの整備と進めてきました。今年は、いよいよ総仕上げとも言うべきNHK佐賀放送局さんの局舎の建設が始まります。

 NHK局舎移転の話を佐賀県、NHK、商工会館の皆さんと始めたのは、平成21年頃だったと記憶しております。8年越しのプロジェクトになりました。

 私たち行政がこうした事業に取り組んできましたのは、結果として民間投資を誘発することが目的であります。そういう意味では、今年から始まるNHK佐賀放送局の建設事業は、民間投資のスタートと考えておりまして、今後の民間の活力に大きな期待を寄せているところであります。

 

 経済関係でもう一つ申し上げますと、昨年10月に佐賀県にご支援いただき、西日本で初となるマイクロソフト・イノベーション・センターがアイスクェアビルに開設されました。

 この効果というのは、企業誘致においてすぐに現れまして、すでにIT系の企業2社に佐賀市に進出していただきました。

 今年は、企業誘致に加えこのセンターを活用して市内企業の皆さんと一緒に地域全体でイノベーションに取組み、地域経済の活性化に繋げることができたらと考えております。

 

 次に、バイオマス産業について申し上げます。

 ご承知の通り、佐賀市では、清掃工場、下水処理場などから排出される温熱や二酸化炭素、汚泥、処理水などの廃棄物を貴重な資源として活用する取組を進めております。

 こうした取り組みは、全国的にも高い評価を受けておりまして、先日も国土交通省の下水道課長さんが「佐賀市の取り組みは、日本だけでなく、世界の注目にも値するものだ」とおっしゃっていました。

 バイオマスの取り組みの一つとしては、昨年、高木瀬の清掃工場の隣接地でアルビータさんの藻類培養施設が本格的に稼働を始めました。

 藻類産業の基礎となる部分がスタートしたわけですが、今年は、産学官金による協会を設立し、県が進めるコスメ構想とも連携できればと考えています。

 バイオマスの取り組みは、今後、様々な産業分野や企業とも連携を図ることで、結果として雇用拡大につなげていきたいと考えています。

 さらに、昨年締結した協定に基づいて佐賀大学、筑波大学との共同研究にも着手し、佐賀県ともご相談しながら微細藻類が生み出す製品に付加価値を付けるなど可能性の拡大にも努めていきたいと考えています。

 

 最後に、安心して子育てできるまちづくりについて申し上げます。

 遅れていた子どもの医療費助成については今年から小学生まで範囲を拡大します。合わせて現在進めている小・中学校へのエアコンの設置など様々な子育て関連の事業に取り組むことにしておりますが、中でも発達障がい児への対応には特に力を入れたいと考えております。

 発達障がい児は、その疑いがある子供も含めると小学校児童の7%を超えました。実に児童14人に1人にも及ぶという衝撃的なデータも出ており、早急な対応が求められております。

 佐賀市は以前から発達障がい児の問題に注目し、この対策に重点的に取組んでまいりましたが、今年は佐賀市自らが発達障がい児を専門に受け入れる施設を開設し、専任スタッフのもと、療育施設不足という現状を少しでも緩和できればと考えております。

 

 以上、今年取り組む事業の一部をご紹介しましたが、私は佐賀市に必要なものは大きな「個」の力よりもしっかりした「連携」と申しますか「一体となった」力であると考えます。

 ハードの力だけでは十分でなかった水害対策が、川上から川下までの人や地域の「連携」によってかなりの効果を現しているというのがまさにその良き例であり、合併効果の最たるものだと私は感謝しています。

 

 また、昨年末から富士町で古湯、熊の川の温泉旅館や商工会等が一緒になってコンソーシアムを形成する動きが出ております。

 そして、こうした動きの効果を裏付けるかのように、最近、古湯地区には都会から移住を求める人が増えておるようです。

 佐賀市においても中山間地域の人口減少とコミュニティ維持の問題が深刻化する中でのこのような動きは、まさに「連携」による地域活性化のモデルとして全面的に応援していきたいと考えております。

 

 このほか、昨年の熱気球世界選手権で佐賀市在住の上田諭(うえだ さとし)選手が世界の有力選手が集まる中で13位という好成績を残しましたが、その背景にも良きチーム力という仲間との「連携」があったといわれています。

 

 人の数でも経済規模でも決して大きいとは言えない佐賀市ですが、規模の大きさを補う「連携」の力はどこにも負けないと思っております。今後もより一層「連携」を強化して、明るく元気な2017年にしようではありませんか。どうかお力をお貸しください。

 

 最後になりましたが、皆様方の一層のご活躍と幸多からんことをお祈り申し上げて新年の言葉といたします。

 今年もよろしくお願いいたします。

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