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人権コラム(平成28年10月15日号)

更新:2016年10月 7日

平成27年度人権啓発ポスターコンクール優秀作品

特選城西中3年澤楓

あなたの人権 わたしの人権

「性の多様性を認める」~LGBTとは~

昨年の4月、大学院3年生の男性が、男の同級生に好意を打ち明けたところ、SNSを通じて友人たちに言いふらされ、4ヵ月後、授業中に自殺を図って亡くなるという痛ましい事件がありました。

男性の両親は、自殺を図ったのは大学の不適切な対応が原因であり、同級生にも言いふらした責任があるとして、訴えを起こしています。両親の弁護士は、「同性愛者だと暴露されると傷ついてしまう社会にこそ問題がある」と指摘しています。

人の恋愛や、性愛の対象がどういう対象に向かうのかを示す概念を「性的指向」と言い、異性愛や同性愛、両性愛を指します。

「男性が男性を、女性が女性を好きになる」という同性愛に対しては、旧来の倫理観などで排除しようとする差別があります。また生物学的な性(からだの性)と自己意識(こころの性)が一致しないため、社会生活に支障がある状態を「性同一性障がい」と言います。このような人たちは学校の中で、偏見の目にさらされ、生活する上での差別を受けてきました。

国連のバンキムン事務総長は「あなたが誰であろうと、誰を愛そうと、人権はすべての人のためにある」として、LGBT(同性愛者、両性愛者、性同一性障がい者などの総称)を含む全ての人たちが人として認めてもらえる権利があると繰り返し述べています。

性的指向や性同一性障がいを理由とする根強い偏見や差別の中で苦しんでいる人々を、「かけがえのない生命」をもった存在として認め、差別を許さないことが大切だと思います。

社会同和教育指導員 中村勝英(なかむら かつひで)
 

毎月11日は人権を考える日です。

 

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市民生活部 人権・同和政策・男女参画課 人権啓発係
〒849-0919 佐賀市兵庫北三丁目8番36号ほほえみ館
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