携帯電話やパソコン、ゲーム機でのインターネットトラブルについて
事例1 携帯電話に料金請求メール
携帯電話に、「モバイル情報コンテンツ利用料が滞納になっている」という内容のメールを受信。「すぐに連絡しないと、身辺調査や法的手続きに移る」と記載されている。請求内容に身に覚えはないがどうすればいいか。
(解説)
「身に覚えのない請求メールが送られてきた」、「インターネット情報サイトを閲覧していたら突然請求画面に切り替わった」という相談が多数寄せられています。
架空の請求や、騙しのような手口で有料の情報サイトへ誘い込んでの請求により、支払う必要のない登録料金や利用料金などを騙し取ろうという手口と思われます。
アドバイス
- 一切支払わず無視する。アクセスしただけで「登録」「入会」という場合は法律上契約が成立しているとはいえないので、請求は無視しましょう。一度支払ってしまうと業者からカモと思われ、次々と新たな請求が続きます。
- 絶対にこちらから連絡を取らない
電話番号などの個人情報を聞き取られる恐れがあるので、絶対に連絡せず不審な電話やメールには対応しないようにしましょう。勧誘のメールのURLに安易にアクセスしたり、興味本位に無料アダルトサイトなどを開くのはやめましょう。 - セキュリティ対策をする
着信拒否や迷惑メール撃退サービスにより自衛策をとりましょう。また、スマートフォンの利用者は、ゲームなどのアプリケーションソフトが信用できるか、取り込む際に注意を払いましょう。ウイルス対策ソフトを入れるなど、自前のセキュリティ対策が必要です。
事例2 子どもが利用したオンラインゲーム課金
タブレット型端末を使うために登録したクレジットカードに対し、高額な利用料金の請求があった。請求の内訳を確認したらオンラインゲームの課金によるものだとわかった。
(解説)
「親が知らない間に子どもが購入したオンラインゲームのアイテム代金がカード会社から請求された」という相談が全国的に増加しています。
※「大人の知らない間に子どもが利用!オンラインゲームのトラブルにご注意を」(国民生活センター)
アドバイス
- 利用方法等を充分に話し合う
インターネット利用について、子どもとルールを決めておきましょう。特に、オンラインゲームを利用させるときは、しくみや理解力に合わせて話し合いましょう。 - クレジットカードやIDの管理に細心の注意を払う
必要なクレジットカード情報を入力すると決済手続きができてしまいます。クレジットカードの番号等は教えないようにしましょう。また、親が番号を登録する場合でも、その後の利用が可能になる自動登録になっていないか確認しましょう。
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トラブルがあった場合は、消費生活センターにご相談ください。
ネットショッピングでのトラブル
事例3 指定口座に振り込んだが商品が届かない
インターネットで検索したショップでアクセサリーを注文し、翌日指定口座に振り込んだ。その後、メールにて、入金確認と発送に時間を要する旨の連絡があった。
その後1週間経っても商品が届かないため、発送日確認のメールを送ったが返信がない。問い合わせをしようと、店舗のホームページを確認したら業者の所在地も連絡先もなく、メール以外の連絡方法がないことが分かった。
アドバイス
お金を支払った後、商品が届かなかったり、違う商品が届き、業者との連絡が取れなくなるという相談が多く寄せられています。
特に、海外の業者が運営するサイトで、国内業者を装って架空の住所・電話番号を掲載する悪質なケースも報告されています。
注文の前に、メール以外でも連絡が取れる業者か確認するようにしましょう。
(参考)国民生活センター
事例2 重複発注し解約できない
あるインターネットサイトで商品を注文したが、「商品が欠品のため探しています。しばらくお待ちください。」との連絡がきた。
その後、別のサイトに問い合わせたら納品できるとのことであったので注文した。
最初に注文したサイトの業者にキャンセルする旨伝えたが解約できないといわれた。クーリングオフはできないのか。
アドバイス
自分から店に出向いたり、広告を見て自分から電話やインターネットで申し込む取引はクーリングオフできません。
注文の前に、契約内容に間違いがないか、返品の対応についての規定がどうなっているかを確認するようにしましょう。
(参考)国民生活センター
このページに関するお問い合わせ
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電話:0952-40-7086 ファックス:0952-40-2050
