佐賀県が絶滅危惧Ⅰ類種に指定する「ミヤマアカネ」というトンボを守るため、富士小学校5年生の子どもたちとNPO法人さがの樹エコトープSATOMORIのみなさんが保全活動に取り組んでいます。
どんなトンボを守ろうとしているの?
ミヤマアカネというトンボの成熟したオスは全身が真っ赤になり、羽には褐色の帯が入ります。
用水路や水田、河川敷などの緩やかな流れの水がある場所を好みます。
全国的にはよく見られる種類ですが、佐賀県ではほとんどいなくなりました。
このままでは佐賀県から絶滅してしまうかもしれません。
交尾中のミヤマアカネ。写真の左がオス、右がメスです。
どんな活動をしているの?
平成28年から始まった取り組みです。
ミヤマアカネが卵を産みやすい環境を整えるため、伸びすぎたヨシなどの草を刈り取ります。
お願い
- むやみにトンボの採集をしないでください。
- ヨシなどの草の根本が幼虫(ヤゴ)のすみかになっています。草を刈り取る場合は、根こそぎ取ってしまわないでください。
このページに関するお問い合わせ
環境部 環境政策課 自然環境係〒840-8501 佐賀市栄町1番1号 本庁1階
電話:0952-40-7202 ファックス:0952-26-5901
このページの担当にメールを送る