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平成28年6月3日(金)若宮防衛副大臣との面談

更新:2016年06月14日

日時 平成28年6月3日(金曜日) 13時15分~13時25分
場所 佐賀市役所2階 庁議室

面談録(一部要約)

若宮防衛副大臣

本日は秀島市長をはじめ、みなさんには大変忙しい中対応をしていただきありがとうございます。
先ほど山口県知事や中倉議長にも面会をさせていただき、このたびの佐賀空港におきます自衛隊機の配備を念頭に置きました施設計画の配置の全体像につきまして説明させていただきました。

改めて市長をはじめみなさん方にご説明をさせていただければと思ってお伺いさせていただきました次第でございます。

本日は県と県議会にお渡しをしました資料が今お手元にあろうかと思いますけれども、時間の都合等もございますので、具体的な内容につきましては、またお目通しをいただければと思っておりますのと、また日を改めて詳しくご説明させていただければと思います。

資料(1)をご覧いただければと思っておりますが、これは全体の施設の配置の今私どもの考えております案でございます。実際には駐機場や格納庫、それから隊庁舎それから燃料タンク、弾薬庫などを整備したいと考えておりまして、造成面積としてはおよそ33ヘクタールでございます。

資料(2)の2ページを併せてご覧をいただければと思っておりますが、ちなみに私どもの他の駐屯地にございます同様の施設の実際の写真がございますが、こういった形のものを、まったく同じものかどうかはわかりませんが、こういった似たようなものをこちらに造らせていただきたいなと考えております。

いずれにいたしましても、佐賀という場所は日本一の品質と供給量を誇ります有明海のノリ養殖を始めとする、また周辺の漁業や農業の生活の環境に十分に配慮してまいりたいと思っておりますし、今回の工事を仮にさせていただくことになりました場合は将来にわたって、長い期間にわたって、みなさん方の安心と安全の確保には十分に万全を期して参りたいなというふうに考えております。

また更に、もしも具体的にお話がなんとか前に進むことがさせていただければ、工事期間中につきましても、それから駐屯地の完成後も周辺地域の環境と安全には併せて配慮させていただくような形でいろんな策を講じてまいりたいと思っております。

話がとびますが、この4月に熊本の大地震、震度7が2回ほど大きなものが起きましたけれども、まだまだ被災地では、亡くなられた方がたくさんいらっしゃいますし、1万人近くの方がまだ不自由な生活を強いられているような状況でもございます。

私ども自衛隊では、震災発生以降、全国から2万6千人の隊員が現地に派遣をさせていただきまして、航空機も約132機、それから艦艇15隻を動員させていただきまして、まずは人命の救助、それからまたその後はニーズに合わせた形での被災された方々への生活の支援をさせていただきました。

今後、どこでいつ地震が起こるのかわからないのが実際のところだと思っております。
こういった災害が起きた場合にも、もしこの佐賀空港へ私ども自衛隊が配備をさせていただいておりますと、行方不明者の捜索ですとか、その後の被災地へのみなさん方への支援物資の輸送といったさまざまな任務を担うこととなろうかと思いますが、こういった形でのいろんな貢献というのもできようかと思っております。

そうした意味でも、この佐賀空港というのはこの佐賀地域ではもちろんそうですけれども、九州全体の一大防災拠点としても大きな意義を持つような役割を果たすことにもなってくるかと思っております。

そういった意味で、防衛省としては安全防衛上の重要性ということはもちろんそうでありますけれども、やはり何よりもいつ起きてもおかしくない大規模災害につきまして、こういった形できちっと「備えあれば憂いなし」ということで自衛隊機を佐賀空港に配備させていただきまして、佐賀県をはじめとした九州全体の地域にお住いのみなさん方の安心安全の確保に努めてまいりたいと考えているところでございます。

今後私どもは計画を着実に一歩一歩前に進めさせていただくためには、やはり佐賀市や地権者であります有明海の漁協のみなさん方のご了解がいただかなければ前に進めることは決してできないと思っております。大前提だというふうにも思っております。

私ども各地で駐屯地あるいは基地を展開させていただいておりますけれども、みなさん方とも非常に長年にわたっての本当の意味でも交流というのが深まって、みなさん方からもまた隊員の家族も地域に溶け込んでみなさんと共にあるという形の場所も非常に多くございますので、そういった意味でもみなさんの御意向とかご要望もきちっとした形で受け止めながら、共存共栄、手を取り合って全力を尽くしてまいりたいと考えているところでございます。

今日は本当にお仕事の最中にお三方そろってお時間をとっていただきましたことに改めて感謝を申し上げますとともに、何卒いろんな意味でこれからもご支援ご協力をいただければと思っておりますのでどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

秀島市長

今日は遠いところからご苦労さまでございます。そしてまた先ほどお話がありましたように熊本の大震災ですね。大変な災害で今我々職員も応援させていただいているところでございますが、支援に対し同じ九州の者としても感謝を申し上げたいと思います。

先ほど言われましたように災害はどこであるかわからないということですね。佐賀の地は雨に弱いところでもあります。これまでも、いろいろご支援をいただいた部分がありますが、そういった部分でも、この私どもの佐賀の地であるかもしれない。その際は、よろしくお願いすることがあるかも分かりません。

そういう中で今回、内容的にはさらっとお話いただいた。時間の関係もあったと思います。そういう中で、私たちは2年前とメンバーが変わっていないし、防衛省のほうは人事異動との関係でいろいろ変わっておられる。

そういう中で発言の内容が少しずつニュアンスが違ったり、また、とらえ方が違うという部分も過去あって、我々に戸惑いもあったのも事実ですが、それはそれとして、やはりあの地が、平成22年の3月にかなり大きく問題になった土地、空港であるわけです。そのことについてはもうご存知だと思いますが。

そのときに普天間飛行場の移転の問題で全国的に候補地を探されて、佐賀も有力な候補地としてクローズアップされた部分があります。その時に市議会でもかなり議論をされました。私にも考え方を問われました。

そういう中で、市議会でもそうですが県議会でもあの飛行場の性格、造られた経緯、そういったものを重んじて、あそこの部分についてはこういう協定書、覚書があるよと、いわゆる「自衛隊と共用はしない」という、当時の地権者との関係で結ばれていると。

そして、その解釈の仕方も「軍事的利用ができないのは明らかである」というような県議会の決議まであって、そういったもので、私たちも同じような立場で議会でも答弁しております。そういう経緯があります。

それがおさまった段階でまた、ほぼ2年前ですね、新たに同じ場所で、そういうところをクローズアップされてきたということで、当時の古川知事も言っておられたと思いますが、私も非常に困惑をしていると、いわゆるそういう過去の問題点をですね、まだ、やっと整理がついて、そして空港として使われている中に、新たにまた覚書に触れるような提案があったということについて、市民の今は意見がほぼ二つに分かれている。だから、そういう市民を対立じゃないけれども2つに分かれさせるようなことについては、非常に私としても心が重たいところがあるわけです。

合併して10年ちょっと過ぎていますが、いろんな町それぞれの要素を持ったところが集まった中で一つになって、とにかく問題解決していきましょうよと、そして喜びも悲しみも苦しみも共に味わいながら前へ進んでいきましょうというような形で今まで街づくりをしてきた中で、こういう風に世論が二つに分かれるような提案をされると、その提案される側はそんなに感じられないかもわかりませんが、我々としてはかなりそういう部分については困ったなということですね。そういう部分が今も残っている状況のような土地であります。

最終的には、しかし、県営空港の管理権は県が持っていますし、その前に約束事というのも当然ありますが、そういった部分で県がどう対応されるのか、我々もそういった部分については注目をしているところでありますし、県がどういう立場でこれから先進めようとされるのか、そういった部分についても我々としても相談とかございましたら、真摯に対応をさせていただきたいと思っております。

まだ時間があったらもう少し、こういう質問がしたいというのがあったのですが、今日は時間がかなり迫っているようですのでまた別の機会にお話をさせていただきたいと思います。

いずれにしましても信頼関係というのが構築されていなければならないと思っています。
一部の人だけが裏で話をしてというのではなくて、対等の立場で議論をさせていただき、その基本は信頼関係ということでやっていきたいと思っております。そういうことでお願いします。

 

若宮防衛副大臣

細かい具体的なご要望やご懸念の点、あるいはご質問等もあろうかと思いますので、そういった部分につきましては、私どもも可能な限りできるだけスピーディに対応させていただきたいと思っておりますし、市長からお話がありました信頼関係ということにつきましては、もちろん今これから先もそうですし、これからもずうっと先も、私ども仮に担当者が変わろうとも継続して引き継いでやらせていただこうという心づもりでおりますので、どうか末永く住民のみなさん方を含めて、私ども防衛省とそれから地域の住民のみなさん方、そして市長をはじめとする行政のみなさん方といろんな意味でのしっかりとした信頼関係を構築してまいりたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

当日配布資料

資料(1)「陸上自衛隊の佐賀空港利用について(施設配置案)」

資料(2)「陸上自衛隊の佐賀空港利用について(施設配置案)」

資料(3)「陸上自衛隊の佐賀空港利用について(施設配置案)参考資料」

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