ごみステーションをカラスのエサ場にしないために
佐賀市内ではカラスが増えています。
そして、カラスが増えるにしたがって、威嚇や攻撃をされたり、路上にふんが大量に落とされたり、ごみステーションが荒らされたりする被害も増えています。
そもそも、カラスが増えたのはなぜでしょうか?
それは、カラスのエサとなる生ごみがごみステーションに豊富にあるためであるといわれています。
そこで、カラスを減らしていくためには、餌となる生ごみを減らし、ごみステーションを適正に管理していくことが大切です。
一人ひとりがごみ出しのルールやマナーを守るとともに、ちょっとした工夫をすることで、ごみステーションをカラスのエサ場にされないようにしましょう。
対策1 生ごみを減らす
生ごみは、燃えるごみの約4割を占めています。
そこで、市では、市民のみなさんに生ごみを堆肥化していただくための取組を進めており、体験講座や生ごみ処理容器を購入される方に補助を行っています。
また、食材を使い切り、調理くずが少ない調理方法を紹介する「エコ料理教室」を実施しています。
詳しくは、こちらをご覧ください。⇒「生ごみ減量にチャレンジ!!」
対策2 ごみの収集日や決められた時間を守る。
収集日の前日や収集された後にごみを出すと、カラスにごみを荒らされてしまいます。
ごみは収集日の朝8時30分までに出してください。
対策3 ごみ袋の口をしっかりと結ぶ。
カラスがごみを引っ張り出すことができないように、袋の口をしっかりと結んでください。
対策4 カラスネットを正しく使用する。
ごみステーションをフェンス等で囲ってしまったり、箱型の入れ物を設置できないところについては、カラスネットをご利用ください。市からは購入費の2分の1の補助を行っています。(詳しくは、こちらをご覧ください。⇒「.カラスネット購入費補助金.」)
利用の際には、大きめのネットで、出されたごみ袋をしっかりと覆ってしまうことがポイントです。
さらに、自治会によっては、次のようにさまざまな工夫もなされています。
- ネットの端におもしを取り付ける。
- ネットにシートを取り付ける。【写真1】
- セーフティコーン等を使ってネットとごみ袋の間に隙間を設ける。【写真2】
このほか、生ごみをごみ袋に入れる際には、奥の方に入れて周りをほかのごみで隠し、袋の外から見えないようにすることも効果的です。
このような一人ひとりの心掛けで、カラスによる被害をなくしていきましょう。
写真1 ネットの中が見えないように、黒い遮光シートが取り付けられたカラスネット |
写真2 カラスがごみを突けないように、セーフティコーンを使ってごみ袋の間に隙間が設けられたカラスネット |
なお、現在カラスネットを使用しているごみステーションにおいて、用地の所有者又は管理者の承諾を得て箱型の入れ物やネットボックスを設置する自治会に対しては、カラス対策として整備費の2分の1の補助を行っています。
ただし、条件がありますので、整備をする前に必ずご相談ください。
※参考資料 ごみステーションにおけるカラス対策補助
カラス対策補助比較表(R6.4.1)【 PDFファイル:164.7 KB B 】
詳しくは、環境保全課 環境パトロール係(TEL:30-2436)にお尋ねください。
このページに関するお問い合わせ
環境部 環境保全課 環境パトロール係〒849-0917 佐賀市高木瀬町大字長瀬2563-1
電話:0952-30-2436 ファックス:0952-30-2439
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