第二次佐賀市ナガエツルノゲイトウ・ブラジルチドメグサ防除実施計画を策定しました
第二次佐賀市ナガエツルノゲイトウ・ブラジルチドメグサ防除実施計画を策定しましたのでお知らせします。
関連ファイル
第二次佐賀市ナガエツルノゲイトウ防除実施計画書【 PDFファイル:178 KB 】
どんな生き物?
ナガエツルノゲイトウ
- 南米原産の植物で、水辺の湿った環境に生える多年草です。
- 茎は長さ0.5m~1m以上になり、中空になります。
- 葉の長さは2.5cm~5cmで幅0.7cm~2cmの細長い形をしています。
- 長期間の乾燥にも耐え、陸上でも生育できます。
- 一般に淡水で生育しますが、耐塩性も強くあります。
- 日本では茎や葉の切れ端による繁殖で増えています。
- ナガエツルノゲイトウ同定マニュアル-環境省【 PDFファイル:1.8 KB 】
放置しておくと水路いっぱいに広がり、水の流れを止めてしまいます。
ブラジルチドメグサ
- 南米原産の水草で、川岸などで育ちます。
- 直径5センチメートルほどの、切れ込みのある丸い葉をつけます。葉の表側は光沢があります。
- 泥の中に根を張ったり、水面を浮遊して広がっていきます。
- 茎の長さは1メートル以上になりますが、ちぎれやすく、その破片からも増えることができます。
- ブラジルチドメグサ同定マニュアルー環境省【 PDFファイル:1.89 MB 】
水路いっぱいに広がり、水の流れを止めてしまいます。
増えるとどうなる?
- 水路の流れを止めたり、樋門の管理に支障が出ます。
- 水田に侵入した場合は収穫への支障といった農業被害の原因となります。
- もともと日本にいた生き物(在来種)が減ってしまいます。
駆除するには?
- ちぎれた破片からも増えるため、下流域への流出を防ぐことが重要です。
- 駆除作業の際は、目の細かいネットを作業区域の下流に設置します。
- 【ナガエツルノゲイトウ】
乾燥に強く陸上で生育できるので、ブルーシートなどを敷いて乾燥させ、破片を残さないように焼却します。
- 【ブラジルチドメグサ】
乾燥に弱いため、陸地で乾燥させて死滅させます。その際、風や雨で流出しないよう、ブルーシートなどの上で保管します。
※駆除を検討の際は環境政策課までご連絡をお願いします。
このページに関するお問い合わせ
環境部 環境政策課 生活環境係〒840-8501 佐賀市栄町1番1号 本庁1階
電話:0952-40-7200 ファックス:0952-26-5901
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