人権コラム(平成28年2月15日号)

更新:2016年02月 9日

平成27年度人権啓発ポスターコンクール優秀作品

特選若楠小1年稲冨礼那

あなたの人権 わたしの人権

「合理的配慮」って何ですか

 30年程前、仕事でともに聴覚障がいがあるご夫婦を訪問した時のことです。私たちの訪問に驚かれましたが、私の方から簡単な手話で話しかけると安堵の笑顔が出て、無事業務を終了できました。障がいのある人には、その障がいに応じた個別の対応が必要だと思いました。

 このようなことから国では、障がいのある人への差別を解消し共生社会の実現に向け、平成28年4月から「障がいを理由とする差別の解消の推進に関する法律(以下「障害者差別解消法」)」が始まります。この法律では、行政機関等や会社・お店等は「不当な差別的取扱い」をしてはいけないことになっています。また、行政機関等は必ず「合理的配慮」をしなければいけませんが、会社やお店はできるだけ障がいのある人が困らないよう努力することになっています。

 「不当な差別的取扱い」とは、例えば、「障がいがある」という理由だけでアパートを貸さないことや、車いすだから入店を断るなどです。「合理的配慮」とは例えば、聴覚障がいのある人には筆談、視覚障がいのある人には言葉で説明するなど、障がいの状況に応じて個別に対応することです。

 私たちは、障がいのある人に対する社会の偏見や差別、理解不足を取り除き、障がいのある人もない人も共に生きる社会を築いていくよう、一人ひとりが意識を持つことが必要です。

(社会同和教育指導員 大島信行)

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