人権コラム(平成27年11月15日号)

更新:2015年11月11日

平成26年度人権啓発ポスターコンクール優秀作品

35らくむらゆきみ

子どもたちに「大人のまなざし」を

 人は誰もが尊重され、幸せに生きる権利を持っています。それは世界中すべての人に生まれながらに与えられたものです。

 しかし、これからの社会を担う子どもたちが犠牲になる人権問題が、世界中で多発していることをとても悲しく思います。

 昨年の「世界子供白書」によると小学校に通えない子は約5700万人、5歳から14歳の15%が児童労働をさせられ、女子の11%が15歳を前に結婚―。これは因習と貧困によるものです。武力紛争や政治的混乱も子どもたちに深刻な影響を与えています。

 昨年、ノーベル平和賞を受賞した17歳のマララ・ユスフザイさんの受賞演説が、心につきささります。「(子どもの人権問題解決のためには)政治家や世界の指導者だけでなく、私たち皆が貢献しなくてはなりません。」

 日本においても、過酷な環境に身をおく子どもたちの存在は、悲しい事件がおきて初めて私たちの知るところとなることが多く見られます。現代社会では、人間関係が希薄になり、他人への干渉を避ける現状があります。

 しかし、地域にいるわたしたちにできることは何でしょう。それは、現在、佐賀市が行っている「子どもへのまなざし運動」のように、「大人のまなざし」を持ってまわりの子どもたちと関わることではないでしょうか。

 そこでの気づきが子どもを救い、子どもの希望となるのは、そばにいるわたしたちかもしれないのです。

(社会同和教育指導員・松岡浩代)

 

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