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いよいよ、あと1年(2015年11月6日)

更新:2017年03月 9日

 お蔭さまで、今年で36回目を迎えたバルーンフェスタが無事終了しました。

 いよいよ、来年の秋は佐賀で19年ぶり、3回目となる熱気球世界選手権の開催です。

 10月30日から5日間の日程で行われた今年のバルーンフェスタは、来年の世界選手権に向けてのプレ大会でもあり、大会の基本コンセプトを「夢のちからを信じる」「愉しさを共有する」「感動を提供する」として開催しました。

 

 雨や風が強いために午後の競技ができなかった日もありましたが、11月2日と3日の夜に行われた、幻想的なラ・モンゴルフィエ・ノクチューン(夜間係留)が盛会だったこともあり、大会期間中92万5千人の観客に喜んでもらいました。

 選手、役員の皆さん、すばらしい競技を見せていただき、たいへん感動いたしました。

 また、早朝から深夜まで大会運営にかかわっていただいたスタッフの皆様、様々なイベントで大会を盛り上げていただいたスポンサーの皆様、ご尽力いただいた関係機関など、すべての皆様に対しまして、大会が成功裏に終わりましたことを佐賀市長として深く感謝申し上げます。

 皆様方の支援なくしてこのような大会を開催することはできません。

 

 佐賀市の熱気球大会は1980年に始まり、最初は14機からのスタートでした。それが、今年は20カ国127機になるまで成長しました。今ではアジアでは一番大きな大会だといわれています。

 このようにすばらしい大会に成長したのも先人の弛まぬご苦労があったからです。

 

 佐賀の大会の特徴は、ボランティアと観衆の多さだといわれています。さらに観客と選手との距離が近く、一体感があることも特徴だといわれています。

 ボランティア部門では、大会運営本部や競技本部の役員、クルー、朝食のお世話、会場清掃、会場を彩るコスモスの手入れ、迷子のお世話、いこいの広場運営等々、数え上げれば限がありません。今年も総勢2千名ほどの皆さんに汗を流していただきました。

 

 佐賀の特徴のもう一つ、観衆の多さですが、選手と親近感のある観衆の応援がないと、こんなにも大会は盛り上がりません。

 ありがたいことに、ホームステイやサンヤマチナイト、地域のウエルカムパーティなどで外国選手等との交流も深まっているということです

 大会に合わせて取り組まれたシチメンソウまつり、さが城下秋の骨董市、街なかバル、川上峡や古湯温泉へのランチバス、嘉瀬町の案山子まつり、ライトファンタジーの点灯式などが大会をいっそう盛り上げました。

 

 来年の世界選手権まであと1年です。メイン会場である嘉瀬川河川敷は、昨年までは雨に弱い会場でした。雨が降った翌日は大会運営に支障をきたし、大会関係者を悩ましていました。

 しかし、今年、国土交通省のご協力をいただきながら、佐賀市は排水機能を高める工事を施工しました。まだ工事は半ばですが、今年は早速、その効果が出たようです。

 

 これから、今年の大会を振り返り、問題点を整理して来年に備えなければなりません。来年秋にはバルーンをテーマにした「バルーンミュージアム」もオープンする予定です。

 2016佐賀熱気球世界選手権がより感動的なものとなるよう、関係者の皆さん、そして観客の皆さん、これからも「佐賀のバルーン」へのご支援をお願いいたします。

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