発生状況について
令和7年8月16日(土)に福岡市で報告された麻しん患者(1名)に係る疫学調査において、感染の可能性がある発症日前日に、患者が佐賀県内の施設を利用していたことが判明しました。
【患者が利用し、不特定多数の方と接触した可能性がある施設等】
| 感染の可能性がある時間帯 | 施設名 | 所在地 |
|
8月14日(木) 13時30分から16時30分まで |
slow café※ |
多久市 |
・麻しんウイルスの空気中での生存期間は2時間以下とされているので、患者の施設滞在時間にウイルスの生存期間の2時間を加味した時間帯です。
・この時間帯以外に利用された場合は、感染の心配はありません。
※施設へのお問い合わせはご遠慮ください。
上記日時に当該施設を利用された方へ
利用日から3週間(21日間)の間に発熱、発疹等の麻しんを疑う症状が現れた場合は、速やかに佐賀中部保健福祉事務所(TEL:0952-30-1325)にご相談ください。
医療機関を受診する際には、麻しんの疑いがあることを事前に連絡のうえ、マスクを着用するとともに、公共交通機関の利用を避けてください。
麻しんについて
麻しんは、麻しんウイルスによって引き起こされる感染症で、「はしか」とも呼ばれています。
麻しんウイルスの感染経路は、空気感染、飛沫感染、接触感染でヒトからヒトへ感染が伝播し、その感染力は非常に強いと言われています。免疫を持っていない人が感染するとほぼ100%発症すると言われています。
症状について
・麻しんに感染すると約10日~12日後に発熱や咳、鼻水といった風邪のような症状が現れます。
・2~3日熱が続いた後、39度以上の高熱と発疹が出現します。
・肺炎、中耳炎を合併しやすく、患者1,000人に1人の割合で脳炎が発症すると言われています。
感染予防について
・麻しんの予防接種が最も有効な予防方法です。麻しんは感染力が強く、空気感染もするので、手洗い、マスクのみで予防はできません。
・麻しんの定期の予防接種(第1期:1歳、第2期:小学校入学前)がまだの方は早めに予防接種を受けましょう。
・なお、ワクチン1回接種による免疫獲得率は93~95%以上、2回接種による免疫獲得率は97~99%以上とされています。
関連リンク
県外における麻しん(はしか)患者の発生に伴う 注意喚起を行います【佐賀県ホームページ】
このページに関するお問い合わせ
保健福祉部 健康づくり課 健康推進係〒840-8501 佐賀市栄町1番1号
電話:0952-40-7283 ファックス:0952-40-7380













