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今月の佐賀市のトンボ(6月)~トンボ王国・さが~

更新:2025年06月 6日

佐賀市のトンボ

本市の第3次佐賀市環境基本計画では、本市の経済・社会を支える基盤である『佐賀の自然の特徴』をより具体的に表現した環境将来像として【みんなで創り育む トンボ舞う みどり豊かなまち さが】 と定めています。

また、良好な水辺環境のシンボルとして「トンボ」を掲げ、1989 年度(平成元年度)から「トンボ王国・さが」づくりを進めています。

本市を特徴づける豊かな自然を保全し、良好な水辺環境のシンボルであるトンボが舞う姿をいつまでも見られるまちを目指していきましょう。

 

6月の佐賀市のトンボ

6月に見ることができるトンボに「ギンヤンマ」がいます。

全長約8センチメートルで平地から丘陵地のひらけた池沼・河川のよどみや人工的な池などに生息し、佐賀平野のクリークでもよく見られます。

胸部はほとんど黄緑色で、オスの腹部の付け根付近は水色です。メスにはこの水色部分はありませんが、オスメスともに腹部の付け根付近の下側が白っぽい銀色に見えるのが名前の由来です。

5月後半~10月頃まで見られます。

6月のトンボ写真

ギンヤンマ

 

5月の佐賀市のトンボ

5月に見ることができるトンボに「アオハダトンボ」という、オスの翅(はね)がメタリックグリーンに輝く美しい種類がいます。

全長約6センチメートルのトンボで、平地~低山地の、水草が多く水質のよい河川に生息する清流のトンボです。

5月中旬~6月に見られ、佐賀市では嘉瀬川やその支流の多布施川、時には住宅地の中の水路でも見られます。「アオハダトンボ」は環境省と佐賀県から準絶滅危惧に指定されている珍しいトンボです。

画像:アオハダトンボ

アオハダトンボ

 

4月の佐賀市のトンボ

4月に見ることができるトンボには「タベサナエ」という種類がいます。

全長約4.5センチメートルのトンボで、平地~丘陵地の、林に囲まれた池沼や湿地、ゆるやかな流れの河川に生息しています。春もっとも早く出現するトンボの1つで4月~5月上旬に見られ、佐賀市では多布施川のほか住宅地を流れる水路でも見ることができます。

「タベサナエ」は環境省から準絶滅危惧に指定されています。

タベサナエ

タベサナエ

 

 

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このページに関するお問い合わせ

環境部 環境政策課 自然環境係
〒840-8501 佐賀市栄町1番1号 本庁1階
電話:0952-40-7202 ファックス:0952-26-5901
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