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令和6年10月定例記者会見

更新:2024年11月11日

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  • 日時 令和6年10月23日(水) 10時30分~11時29分
  • 場所 佐賀市役所2階 庁議室

記者発表資料

会見内容

R6.10定例記者会見会見録【 PDFファイル:539.5 キロバイト 】

【司会】

ただいまから市長定例記者会見を行います。

 

【市長】

10月の定例記者会見を始めさせていただきます。

 

 

≪SAGA2024|国スポ 応援ありがとう≫

本当に多くの感動が生まれたSAGA2024だったと思います。

全国各地から佐賀市に約24万人の方がお越しになりました。

新記録も、佐賀市開催競技だけでも53個誕生したということで、初めての試みのこのナイトゲームも大変盛況で、1,700名の方にお越しいただき、応援の力でフルセットマッチになって大変な熱狂が生まれたと思います。

「応援するまちになろう」ということで、「応援」というコンセプトで、これまで市民のみなさんと一緒に作り上げてきたところです。

 

文化会館のおもてなし広場にも約1万7,000人の方にご来場いただきました。

佐賀らしいおもてなしということで、バルーン係留を行い、みなさんも思い出の写真を撮っていただいていましたし、多くのみなさんが声援を届けてくださったことで、筋書きのないドラマが生まれたと思います。

文化会館では、佐賀らしいオリジナルの応援おにぎりを1,800個ふるまって、こちらも大変好評でした。

スポーツのチカラをたくさんの人に実感いただける、そういう大会になったと思います。

また、これからプロスポーツもシーズンが本格化していくということで、国スポのエネルギーが、プロスポーツのファンが増えていくことにもつながって、そして好循環を生み出していきたいと思っています。

 

 

≪SAGA2024|全障スポ まもなく開会≫

全障スポが今週土曜日から3日間開催されるということで、佐賀市内でも競技が開催されます。

これまで、全障スポに関する出前講座や、障がい者スポーツの体験会なども市内の学校、公民館などでやってまいりました。

今回も、多くの市民のみなさんに実際に見てもらって、小学校の子どもたちにも観戦してもらう予定になっていますので、ぜひ、多くのみなさんにこの全障スポに触れていただき、全ての人にスポーツのチカラや、人の可能性、スポーツの素晴らしさ、また全障スポが、意識が変わるきっかけとなり、地域全体が共生の意識を持っていく、まち全体が持続可能な発展につながっていくきっかけにもしていきたいと思っています。

そして、秋篠宮皇嗣同妃両殿下や高円宮妃殿下、それから佳子内親王殿下も競技御覧され、秋篠宮皇嗣同妃両殿下は、「ひがさす」をご視察いただきます。

多くの方に会場で観戦していただいて、選手に熱い応援を届けていければと思っています。

 

 

 

 

≪福祉おくやみ窓口 WEB予約スタート≫

福祉おくやみ窓口では、お亡くなりになった後の福祉関係の手続きを、現在ワンストップで対応しています。

令和元年から4か所の窓口で必要だった手続きをワンストップで対応していますが、お亡くなりになった後の申請数が10個に及ぶようなケースもあり、年間4,700件に対応しているところです。

お亡くなりになった後、葬儀関係の手続きなどでかなり慌ただしくさまざまな手続きが必要になるということで、これまでは電話で予約を受け付けて、営業時間内の受付に限られていたところですが、これからは24時間いつでも予約ができます。

なかなかバタバタしていて予約ができずにお越しになる方というのも結構おられて、そうした場合、手続きに1時間とか時間がかかることがありますが、予約していただければ、時間も3分の2に短縮できます。

さらに便利になる福祉おくやみ窓口を使っていただければと思っています。

 

 

≪スーパーアプリ 「観光アプリ」に進化≫

佐賀市公式スーパーアプリの関係で、本日からスーパーアプリが観光アプリに進化します。

たくさんの方がアリーナだけで年間49万人お越しになったり、国スポでも24万人がお越しになっていますし、これからバルーンフェスタも開催され、年が明けたらひなまつりなどもあり、多くのみなさんがお越しになりますが、佐賀市は、数を消費に変えていくということを、さまざまな政策で取り組んでいます。

今まで市民のみなさんに、ごみカレンダー・災害情報など、便利に確認いただき、最近では国スポのミニアプリも、月間で大体9万アクセスとアプリを使っていただいています。

こちら市外の方は、アプリがクルッとB面に入れ替わるような形で、観光情報が便利にお届けできるようなそういう内容に本日から実装しています。

早速店舗さんもぜひ協力するよということで、お得なクーポンが20店舗ぐらい、お得な情報を載せてくださっています。

こうしたところをどんどん拡充していって、第2弾でもさらにお得なクーポンなども追加していき、キャンペーンも実施したいと思っています。

結構いいお店がたくさんあるんですが、デジタル上に情報が載っていないことが機会損失になっていたということで、その辺りのハードルを、AIを活用して文章を作る際にも手伝ってもらって、店舗の情報をデジタル上に載せていくということも今回実装しています。

来られた方からすると、美味しいお店やおすすめなど、クーポンが使えるお店というのが瞬時に確認できて、どういうお店かというのと、Googleの地図や、電話、タクシーアプリなどもついていますので、ここから地図も確認できますし、モビリティをそのままここから読んでアクセスするということも可能になっています。

第2弾として、さらにAI活用機能をさらに進化させて、店舗が佐賀の魅力的な情報をどんどんデジタル上に載せていくことや、SNSと連携させて、SNS上でも情報発信ができるというような形で、例えばインスタとかで調べて、美味しいお店を探してこられるという行動をとられる方も多いと思いますので、そこに、この佐賀のみなさんの店舗情報を届けていくということをやっていきたいと思っています。

現在第1弾で、店舗が200店舗ぐらい掲載していただけており、これをさらに拡充していきたいと思っていますので、ぜひ便利なこの観光アプリも使ってもらい、50年に一度の今チャンスが訪れていると思いますので、しっかりと地域経済の循環につなげていきたいと思っています。

 

 

≪バルーンポスター 渋谷ジャック≫

バルーンフェスタのポスターについて、昨日から渋谷の9ヶ所に計33枚のバルーンフェスタのポスターを掲載し、渋谷の街を「ジャック」しています。

東京などの大学にもこのポスターを掲示し、さまざまな反響をいただいています。

「澄み切った青空を背景に、色とりどりのバルーンが映え、圧巻のビジュアル」、「いつか熱気球に乗ってみたい」などのコメントも寄せられています。

今回SNSキャンペーンも実施しており、すでに何万件ものインプレッションが記録されています。

Z世代にも響くポスターとして、SNSでも広く認知を拡大し、盛り上げていきたいと考えています。

渋谷に掲載しているポスターは、こちらのようなもので、これよりさらに大きなものもあります。

Z世代に人気のイラストレーターとのコラボで、少しレトロな雰囲気を取り入れたデザインに仕上がっており、若い世代にも非常に人気があるとのことです。

バルーン自体も実物は美しいですが、SNSで「かわいい」といった反応も多く、みなさんがどんどん拡散してくれています。

このキャンペーンを通じて、さらにバルーンの魅力を全国へ広めていきたいと考えています。

今回、イラストレーターのみなさんがコラボレーションしてくださいました。

このNahさんは福岡を拠点に活動されているアーティストで、佐賀にお父様のご実家があり、幼い頃からバルーンフェスタにも何度も訪れているそうです。

何度も訪れているということでもうたまらなく嬉しかったですということで「この色とりどりの無数のバルーンが、かけがえのないもの」とのコメントをいただいています。1人でも多くの方の目に留まって足を運ぶきっかけにしていきたいということと、またお子さんが生まれたことから、「今度は娘にも佐賀の空を見せてあげたい」といコメントもいただいています。

今回は多くのフォロワーを持つみなさんにご協力いただいているので、佐賀市内の各所にもポスターを掲示し、SNSキャンペーンを通じて多くの方に参加していただければと思っています。

みなさんもぜひ見かけた際には取り上げていただき、広く拡散していただけるとありがたいです。

 

 

≪質疑応答(発表項目)≫

【記者】

福祉おくやみ窓口のWEB予約に関してですが、私の記憶では8月頃に窓口改革第2弾で、住民票とかの分があったと思うんですけど、その窓口改革の中にはこれは入っていないんですかっていうことと、窓口改革の住民票が10月中旬ぐらいに開始だったと思うんですが、その進捗についてはいかがですか。

 

【市長】

福祉おくやみ窓口では、予約をいただければ必要な申請書を事前に準備し、手続き時に書かない窓口につなげていくことで、みなさんの手続き時間の短縮を図っています。

窓口改革全体としては、書かない窓口に加え、そもそも行かなくていい窓口や、ウェブで予約して手続きができる窓口、さらに迷わせない窓口など、「利用者が選べる窓口」をコンセプトとして進めています。

これらの取り組みは、すべて窓口改革の一環です。

 

【市民生活部】

第2弾で発表させていただきました電子申請ですが、10月15日にスタートしています。

受付開始して早速、税証明の申請などが少しずつ入ってきている状況です。

この後は、当初予定していた予約窓口などを進めていく準備をしています。

 

【市民生活部】

第2弾で発表させていただきました電子申請ですが、10月15日にスタートしています。

受付開始して早速、税証明の申請などが少しずつ入ってきている状況です。

この後は、当初予定していた予約窓口などを進めていく準備をしています。

 

【記者】

バルーンポスターで渋谷をジャックというところですが、そもそもなぜ渋谷なのかというところがちょっと疑問だったので、お聞かせいただければと思います。

 

【市長】

佐賀を代表するバルーンフェスタですが、全国的な知名度にはまだ伸びしろがあると感じています。

九州各地から多くの方が訪れていますが、日本を代表する唯一無二のイベントとして、さらに全国的に「バルーンのまち・佐賀市」として認知イメージを作り上げたいと考えています。

今回は、たくさんの文化やトレンドが集まる渋谷で若い世代を中心に多くの方がいらっしゃる中で、話題性のあるポスターを通して、SNSで自発的に情報を発信していただくことが最近のトレンドとしてあるので、そこを強化したいと思いSNSのキャンペーンを合わせて行います。

昨年の実績で350万件のインプレッションがあり、バルーンとSNSの親和性が高いことがわかりました。

そこで、今までと少しアプローチを変えて、イラストレーターのみなさんが親しみやすく、そしてこれまで少し行政として情報届けにくかったZ世代、新しい層にもリーチをできるそういった話題性や拡散力というのを狙っているところです。

 

 

≪質疑応答(市政一般)≫

【記者】

先日、佐賀市と佐賀県が中核市に関する勉強会を初めて開催されたと思います。

その中でも新型コロナへの対応において、県が一律で対応できたことが利点だとして、保健所の開設についてどちらかというと釘を刺されたような形になっていたかと思いますが、市長自ら、中核市に関する考え方を改めてお聞かせいただいてもよろしいでしょうか。

 

【市長】

先日10月16日に勉強会を開催できたことを嬉しく思っています。

保健所については我々としても大変大事で、危機管理の視点というものを重視すべきと思っています。

そういう意味で、県民、市民のみなさんの生命・安全を守っていくという意味での考えは一致していると思っています。

そして、県としても、県都・佐賀市の基礎自治体としての行政機能や都市機能が高まっていくことについては応援してくれていると思っています。

勉強会を通じて、県の協力を得ながら、それぞれ双方にとって良い方法の検討を深めていきたいと思っていますし、今回、一歩前に進めたことを嬉しく思っています。

 

【記者】

バルーン関係について、市長のフェイスブックにも上がっていたと思いますが、市長が8月に日本気球連盟の会員になられたということで、他社の記事でも熱気球の操縦技能証の取得を目指すということでした。

改めて市長がその熱気球の操縦の資格を目指すきっかけや理由、意気込み、また、公務の合間を縫いながら免許取得を目指すと思うんですけれども、その取得は大体いつぐらいになりそうなのかを教えていただけますか。

 

【市長】

バルーンフェスタは1980年に始まったということで、たまたまですが私も1980年生まれで、幼いときからバルーンが浮かぶ空を見上げて育ってきました。

市長になってバルーンフェスタの運営に関わったり、実際に乗ってみたりするなど、改めて素晴らしい魅力というものをたくさんの人に伝えていきたいと思っています。

昨年もそうした観点でいろんなYouTubeとコラボしたり、今年もイラストレーターのみなさんとコラボしたり、新しい挑戦もしています。

私自身がいろんなメディアに取材いただいたり、現場でいろんな方に接したりする機会が多いので、自分自身バルーンについてもっと勉強したいと思いました。

今回も入会して、実際にスチューデントパイロットの講習を受けて、日本気球連盟、それからバルーンパイロット協会に入らせていただいて、実際にいろんなことを自分自身が学んでいって、そしてそれを市民のみなさんはもちろん、多くのみなさんに魅力を届けていきたいと思っています。

多分、パイロット資格を取得したら、現職の首長で他にいないのではないかと思うので、いろんな形で、思いや、佐賀がどうして熱気球の聖地になったのか、世界のパイロットがなぜ佐賀に来ると感動してまた行ってみたいと思うのか、毎年感動が生まれているのか、そういったこともより効果的に伝えていきたいと思っています。

自分自身、一市民として初心者パイロットとして、土日や早朝の時間などを活用しながら、フライトの練習もしていきたいと思っています。

スピードというよりは、そうしたことを学んでいくことで、いろんなパイロットのみなさんの思い、そしてバルーンの競技の奥深さ、また佐賀の自然条件の豊かさなど、いろんなことにも私自身は気づかされているので、そういったこともお伝えしていきたいと思います。

ぜひ温かく見守っていただければと思いますし、適宜、進捗報告させていただきたいと思います。

 

【記者】

1年以内に筆記試験とか実技試験の合格を目指すという報道もあったんですが、大体スケジュール感としてはそのくらいになりそうですか。

 

【市長】

最短で1年で取得する方もいらっしゃるということですが、講習のときに言われたのは車と一緒で、免許取得しても飛ばなかったらペーパードライバーになってしまうので、定期的にフライトの訓練をするということと、自分自身が自信を持ってソロで飛べるというところまでじっくりやった方がいいということでした。

計10回以上、10時間以上の同乗訓練と、単独での訓練飛行の経験を積んだ上で筆記試験や実技試験というのが、資格取得のためには必要ですが、私の場合は10時間といったような限りは設けずに、自分自身が飛べるようになったと思えるまでじっくりやっていきたいと思います。

佐賀市役所にバルーンの猛者もいるので、いろいろ聞きながら進めていきたいと思いますので、自分の場合は1年というよりももう少し長い時間軸で考えています。

 

【記者】

確認ですが、市の首長としてパイロットの免許取得に取り組んでいくというよりも、自分でもバルーンの魅力を感じとって、それを多くの人に伝えていくという面も含めて、市長個人として免許を取るというお考えですか。

 

【市長】

おっしゃるとおりで、一人のバルーンファンとして、そういったことをしっかり学んでいきたいと思っています。

 

【記者】

バルーンのまちということで佐賀市も推していると思いますが、例えばバルーンの競技に取り組んでいる人を魅力発信のためにこれから積極的に採用していくとか、市として何か新たな取り組みをしていくお考えは今のところないですか。

 

【市長】

佐賀市役所にも結構パイロットがいて、バルーンをしたいから佐賀市役所に入ったというような人も中にはいます。

佐賀大学の気球部の方もいたり、バルーンについて詳しい職員も既にいる状態ですので、ご質問の点では、何か特別に採用などということは考えていませんが、パイロットのみなさんたちが普段どういうことを思っているのかなど、そういったことに触れる機会も増えてくると思いますので、いろいろ学びながら私自身も個人としてバルーンの魅力をいろんな形でお伝えできるようにしたいと思っています。

 

【記者】

衆院選真っただ中ですけれども、市長は以前の記者会見でもご自身、若い世代で市長になることによって、やはり同じ世代もしくはもっと若い世代に関心を持ってもらって、多くの人が投票行動や政治に関心を持つきっかけになればということをおっしゃっていたかと思いますが、今回の衆院選ではどういったところに注目されているのかということと、市民のみなさんへ投票に関するメッセージがあれば教えていただきたいと思います。

 

【市長】

今回、新しい石破政権も誕生した中で、物価高などいろんな論点が注目されているところだと思います。

今回の選挙に関しては、メディアのアンケートなどを見ると、選挙自体には関心が比較的高い数字が出てるのかなと感じていますので、そういった意味ではぜひこの機会に、多くのみなさんにこれからの日本、これからの街について考えてもらって、期日前投票もありますので、多くのみなさんに足を運んでいただければと思っています。

 

【記者】

市長が初めて市長選に出るときに推薦を受けた以外の党にも触れながら、今回の選挙戦では動画のメッセージを送られているというのを、毎回個人演説会で拝見していますけれども、どういった経緯で動画に出演されることになったのか、どんな思いを込めたのかという点に関して教えていただけたらと思います。

 

【市長】

今回の選挙ではいろんな争点があると思っています。

それぞれにお考えをお持ちだと思いますので、私自身がどうこうというのはないんですが、ただ我々も例えば毎年災害が起きたり、物価高の影響を受けたり、また地方創生といったところでは国県市いろんな形で連携していくということも大切であると思っています。

そういう意味で国や県とこれまで連携してやっていたというところなど、そういったところをご紹介したいということでメッセージを送ったところです。

 

【記者】

別の観点ですが、去年も10月23日に定例記者会見されたかと思います。

10月23日は私が言うまでもなく、市長が市長としての歩みを始められたところで、ちょうど3年になるかと思います。

4分の3を終えられて、ご自身が思われていた佐賀市の課題に関して、どんな歩みを進められてきたのか、これから残り1年でどんなことに向き合っていきたいかというところで、先ほどバルーンのパイロットの話を聞きながら、1年後に資格を取れたら現職の市長としては、おそらく1人目だろうとおっしゃったということは、2期目を視野に入れていらっしゃるというふうにも取れるのかなと思うんですが、そこに関してもお尋ねできたらと思います。

 

【市長】

バルーンパイロットはそういう深い意味はなくて、本当にいつぐらいに取るんですかって言われて、私も逆にいつぐらいに取れるかなって周りに聞くぐらいです。

10時間とか20時間という数字だけを見たら簡単に取れそうな感じがしますが、もちろん命に関わるようなものでありますし、いろいろ学ぶべきことも多いので、しっかりそこは地に足をつけて学んでいきたいと思っています。

そのスケジュールと任期というのが、特段頭の中にあってということで申し上げたわけではないところです。

ちょうど3年が経ったということで、振り返ってみるといろんなことが嵐のように、次々とあって、あっという間の3年だったなというのを実感として持っています。

みなさんもそうだと思いますが、最近は国スポで曜日感覚もなく、日々目の前の課題に全力で取り組んできて3年が経ったという感じがしています。

就任したときはコロナ禍でしたし、令和3年は豪雨災害もあったので、浸水対策やコロナ対策もやってまいりましたし、最近は物価高ということで、そういう中でも50年に一度の街が変わるチャンスが訪れているということで、多くのみなさんがこの佐賀を訪れる機会が増えているので、そうしたみなさんが地域経済につながっていくことで、国スポもその一つの大きなきっかけだと思っております。

また佐賀市がやってきたさまざまな取り組みも、地域経済につなげていくといったところを、いろんな職員と議論しながら進めてきて、この「動きます、佐賀市。」というスローガンを掲げて、職員もそうしたマインドで提案を上げてくれるようになってきたと思っています。

こうした取り組みをしっかりと進めていって、市民のみなさんに着実に実感してもらいたいというのが今の私の思いであります。

選挙についてはまだ具体的には考えていませんが、しっかりと「リッチ・ローカル佐賀市」の実現に向けて取り組んでいきたいと思っています。

表明についてはしかるべきタイミングで考えを述べさせてもらえればと思っています。

 

【記者】

バルーンパイロットの件です。もちろん市の魅力、バリューを宣伝していく意味合いもあると思います。

もちろん個人的に小さいときからご覧になっていたバルーンの魅力を改めて学び直す、佐賀の魅力を学び直す、そういう機会なのかなというふうに捉えたのですが、市長として宣伝する立場にあって、この資格を取るということはもちろんだから時間的なこともあると思うんですが、資格取得にかかる費用であったり、そういうものは公務であれば、市の方から少し補助が出たりとか、そういうのはあるんでしょうか。

 

【市長】

今回私自身がそういうトライをしたいということでありますし、自分自身が一初心者として、佐賀大学の学生とか福岡大学の学生さんとかと一緒に、先日も土曜日・日曜日に缶詰になって勉強してきたところです。

費用負担などは全て自分で負担していきたいと思っています。

やっぱり自分でやってみて、いろんなことを学ぶということが大きいと思っていまして、どこまで続けられるか分からないんですが、桜マラソンも私自身が好きということももちろんあるんですが、やっぱり走ってみて佐賀のフラットな地形とか、そして歴史を感じるような街並みとか、素晴らしい沿道での応援とかを感じることができますし、それが来られた方の心を打つと思います。

バルーンも実際フライトを経験させてもらって、こんなにも上空は静かで風と一体になるのは素晴らしいものなんだなっていうのも感じて、そこから見た景色の美しさというのも実感したところです。

バルーンの競技としての魅力や、まだまだ知られていない部分があると思っていますので、そうしたことをやってみたいと思ったところです。

 

【記者】

既に現役のパイロットとして活躍されている市役所の職員さんや長らく大会運営に携わってらっしゃるみなさんもいると思います。

例えば市長のようにパイロット取ってみたいから、そのためにちょっと頑張りたいって人がいたら、それを応援するというか他の資格とか、勉強するのと同じように市役所の職員の方々に対して市として応援していくとか、今後可能性ありますか。

 

【市長】

そういった声がもし出てくれば、それはいいことだと思います。

実際今たくさんの職員が部署を超えて今の大会を支えてくれていると思っています。

担当部署を異動した後も、この時期になるとバルーンのことで頭がいっぱいという職員が多く、そういったところもバルーンフェスタがこれだけ長く続いている理由の一つなのかなと思っていますし、そういう意味では、全ての人に感謝したいと思っているところです。

現時点で何かそういったお話を聞いているわけではありませんし、今の時点では特に考えていなかったというのが正直なところですが、またいろんなお話を聞いていきたいと思っています。

 

【記者】

衆院選の話に戻ります。

佐賀市内の候補者のポスター掲示板が破損されていたのが見つかった事案があったと思いますが、選管では人為的に破損があったのではないかというような可能性もあるというふうにお聞きしているんですけれども、その場合は公職選挙法が定める自由な選挙妨害罪等に抵触する恐れもあると思いますけれども、市長として何かお考えがあれば教えていただければと思います。

 

【市長】

看板が破損していたという報告をすぐに受けたところで、それが人為的なものであったとするならば、残念なことだと思っています。

関係機関と連携して速やかに対応したと報告を受けています。

 

【総務部】

選挙管理委員会から被害届を提出したということで、今警察と話をしている状況です。

 

【記者】

SAGA 2 0 2 4が終わって衆院選もあって、市の職員の方々もかなり疲弊されているのではと思うんですが、実際、勤務実態とかはどうなのでしょうか。

 

【市長】

国スポは佐賀市が15競技と競技数が多く、そうした中で大きなトラブルがないように全庁的に職員総出で、特に国スポ・全障スポ推進部のみなさんは土日もなく一生懸命頑張ってくれたと思っていますし、先日もそういう感謝の気持ちを直接伝えてきました。

たくさんの職員がそれぞれ現場・現場で頑張ってくれたことに心から感謝したいと思います。

9月5日から会期前競技、そして10月5日から本会期ということで、それぞれ頑張ってくれたおかげで、大きな成功につながったと思っています。

国スポから全障スポまで少し間があったので、「わずかな期間ですが少し体を休めてください」と申し上げたところです。

 

【国スポ・全障スポ推進部】

国スポが15日に終了して26日から全障スポがスタートするため、10日間ほど間が空きますので、その間で疲れをとったというような状況です。

全障スポにも市の職員の動員があり、会場で勤務に当たりますので、今その準備も行っているところです。

 

【記者】

さきほどのバルーンに関連して、バルーンの競技として魅力があまり知られていないというお話があったと思うんですけれども、市長がパイロットの資格を取った際には、市長も選手として競技をやってみるっていう考えはあるのかという点と、さきほどの選挙ポスターの破損ですが、被害届を提出したところを具体的に、いつ付けで被害届を提出したのかというその2点を教えてください。

 

【市長】

パイロットについては、この前スチューデントパイロット講習で実感したのですが、本当に全くの素人だなと、私がクラスで一番知らないなと思ったぐらいです。

「おじいちゃんがパイロットで、子どものときからずっと気球に親しんでいたので、今回受けに来ました」といった詳しい方や、大学の気球部のみなさんで既にバルーンのスタッフのような手伝いをしたことがあったり、クルーの一員の方など、そういったみなさんもいたので、一番素人のところからパイロットまでを目指すことになります。

いろんなことを学んで、そこで気づきや発見もあると思うので、そうしたところを今後のバルーンに生かしていくというような思いです。

そういう意味で、競技はまだ考えられないというのが正直なところですが、これからやっていく中でチャレンジしたいという思いが芽生えていけばいいなと思っています。

 

【総務部】

破損が10月16日のおそらく早朝だったので、その次の日ぐらいに提出したのではないかと思っています。

 

【司会】

これをもちまして本日の市長定例記者会見を終了いたします。ありがとうございました。

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