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聞こえの違和感を放置しないで!難聴に潜むリスクとは

更新:2025年02月25日

認知症と難聴の関係性は?

高齢者の難聴は、脳に伝えられる音の刺激や情報量が少なくなり、認知症のリスクを高める危険因子の一つと考えられています。認知症の危険因子のうち、難聴の影響が最も大きいことが報告されています。

また、認知症発症のリスク以外にも人とのコミュニケーションや、社会参加を避けがちになってしまうことも深刻な問題です。

難聴対策・早期改善に取り組むことは、認知症予防に非常に重要と考えられています。

難聴を予防・改善するために

加齢に伴う聴力低下・難聴は、老化現象の一種であり誰もがなり得るものです。

しかし、加齢以外の原因を避けることによって進行を遅らせ、予防することは可能です。

聴覚機能の低下を予防するために、大音量でテレビを見たりや音楽を聴かない、

静かな場所で耳を休ませる時間を作る、補聴器の使用とこまめな調整など

耳にやさしい生活を意識してみましよう。

日本の現状

加齢による聴力低下や難聴を補うために補聴器がありますが、

装着の煩わしさや調整の難しさなどにより、日本での補聴器使用率が低迷している状況です。

欧米では、難聴者の補聴器使用率は40~50%台の使用率ですが、日本では約15%にとどまっています。

耳の聞こえが気になるときは

耳の聞こえに変化があった際は、放置せずに早めにかかりつけの耳鼻咽喉科への受診や、補聴器の使用検討をしましょう。

補聴器をお持ちの方は購入したお店へご相談いただき、聞こえの状況に応じた補聴器の調整を行ってみてください。補聴器は眼鏡と異なり、少なくとも3か月~半年ほど調整する期間が必要です。

また、佐賀県聴覚障害者サポートセンター(佐賀県立施設)では、きこえの相談や補聴器の相談対応・聴力測定をされています。(事前予約制)

補聴器の使用が初めての方には、補聴器の試聴・貸出も行われています。

ご予約・お問い合わせにつきましては、下記リンク先をご参照ください。

佐賀県聴覚障害者サポートセンター

きこえの相談

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このページに関するお問い合わせ

保健福祉部 高齢福祉課 地域包括支援係
〒840-8501 佐賀市栄町1番1号 本庁1階
電話:0952-40-7284 ファックス:0952-40-7393
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