テーマ:language shock
私は日本語を学び始めた頃、目を丸くするようなことを次々と発見しました。「日本語には〝 the 〞〝 a 〞のような冠詞がないのはどうして?」「通常、単語が単数か複数かを明確に区別することはないってどういうこと?」「ひらがな、カタカナ、漢字と、3種類の文字を使い分ける必要ってある?」 と頭の中は、不思議に思うことであふれ返っていました。
この文章を読んでいるあなたも、外国語(英語等)を勉強したときに、同じような感覚を覚えたことがあるのではないでしょうか?
今になって知りましたが、この感覚を「language shock」と呼びます。広く知られている「culture shock」に関連する現象です。「culture shock」というのは、母国文化の常識とかけ離れた異文化に触れた時に、心理的にショックを受けて戸惑うことです。同じように、外国語を学ぶ時、文法等の違いに圧倒されて、ショックを受けることがあります。何度翻訳を見ても、自分の国の言葉で説明されても、どうしても解けない謎だと感じてしまいます。これが、人が語学を諦めてしまう大きな理由の一つだと思います。
諦めずにこの気持ちを克服するためには、直訳ではなく、外国語特有の仕組みを受け入れて、理解しようとする必要があります。違いに挫折感を覚えるのではなく、違うからこそキュリオシティー(好奇心)を持って、もっと知りたいと思うきっかけにすることが大切だと思います。
自分にとって馴染みが薄いものに対する好奇心こそが国際交流の基で、私がこのコーナーを「キュリオシティーコーナー」と名付けた理由でもあります!
さて、もっといろんな国の人のことを知りたい、友達になりたいなら、どうすればいいでしょうか?
そのために、毎週金曜18時30分から佐賀商工ビル1階 国際交流プラザで「佐賀市国際関連勉強会」(略して、SAGA勉)という会があります。私もほぼ毎週参加しています!リラックスした雰囲気なので気軽にご参加ください!
年齢や語学力に関わらず、誰でも大歓迎です!
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