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Curiosity Corner「Walkable City(ウォーカブルシティ)」令和5年4月1日号

更新:2024年08月22日

テーマ:Walkable City(ウォーカブルシティ)

日本のまちづくりは私が今まで住んだことのある国とかなり違います。私たちの身の回りの環境は、ほとんどの人が当たり前のように感じているでしょう。

都市計画とは、一見すると、あまり面白くなさそうなテーマに見えるかもしれませんが、人間のニーズや欲求を満たすために、私たちの周りをどのように形作るか、という非常に大切なことです。今回は、日本のまちづくりの好きなところをお話します!

アメリカをはじめに、 最近では「ウォーカブルシティ(歩いて行ける街)」という言葉が注目されています。車依存を減らすウォーカブルシティは、人びとの健康や環境など、より集約された地域コミュニティ作りにも大切です。これまで多くの国で、自動車での移動を前提とした都市計画が設計されてきました。そういう設計では、住宅は広くなりますが、住宅と商店街などの距離は遠くなりがちです。

南アフリカはアメリカやカナダと似て、お店などが住宅地の徒歩圏内にはないことが多いです。アイルランドでは、他のヨーロッパの国と同様に、都市は少しウォーカブルですが、日本ほどではありません。自転車に乗る文化がそれほど普及しておらず、車が通っている所で自転車に乗るのが怖いと思う人がほとんどです。私も日本に来る前はそうでした。

しかし、私たちの生活をより持続可能なものにする必要性が認識されるにつれて、人びとの意識も変わりつつあります。ウォーカブルなまちづくりやバイクレーンなどの自転車のインフラを増やす取り組みも増えています。

日本で令和2年に始まった「ウォーカブル推進都市」を聞いたことがありますか?国が実施している、居心地が良く、歩きたくなるまちなかづくりを目指す取り組みで、佐賀市が賛同しています!

私は佐賀市に住んでいると、徒歩でも自転車でも車でも、自分の好きな手段で移動できるので、とても自由を感じています。ウォーカブル推進都市に住むことを誇りに思っていて、これからの取り組みも楽しみにしています!

市報 キュリオシティ―コーナー2

運動不足解消にもなります!

佐賀市の国際交流員

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