令和6年度のプラスチックの分別収集(モデル実証)は、令和6年12月25日(水)をもって終了しました。
以降は「燃えるごみ」としてステーション回収にご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
令和6年度のモデル実証では、このような結果となりました
回収ボックスを設置したのは、4つの公民館(循誘、巨勢、神野、本庄)とエコプラザです。
5か月で合計1,870kgのプラスチックを回収しました。月別に集計した結果はこちらです。
次の写真は、ある日の公民館の回収ボックス!
前日に資源回収をしたのですが、次の日にはあふれる程たくさん入っていました。食品の包装袋や卵パック、緩衝シートやペットボトルのキャップなど、実にさまざま。来られた方にお話を伺うと、「こんなにプラスチックがあるんだと驚きました。燃えるごみが随分減りました。」とおっしゃいました。
回収したものはリサイクル事業者へ引き渡し、新たなプラスチック製品の原料や、固形燃料の原料になります。
再生品の例:再生樹脂(ハンガーや農業資材等の原料になります)
再生品の例:固形燃料(石油系燃料の代わりに使用されます)
(再生樹脂及び固形燃料写真の出典元:日本容器包装リサイクル協会)
「大きすぎるものや汚れたものなど、リサイクルに適さないものは、回収対象外」としていましたが、お風呂のふたや食品くずがついたままのもの、カイロ(中身はプラスチックではない)やペットボトル(ペットボトルの指定袋で出す)なども入れてありました。
本格的にプラスチック資源の回収を始める時には、回収品目の設定や回収場所、市民のみなさまへの広報の方法など、たくさんの検討課題をクリアする必要があることがわかりました。
佐賀市 プラスチックリサイクルのこれからについて
プラスチックは軽くて丈夫で加工しやすいという利便性から、私たちの生活に広く普及しています。一方で、大量に廃棄されるプラスチックが増えています。
プラスチックは紙や木などの資源と違い、自然界で分解されるには数百年かかると言われているものもあります。そして今、私たちが使い終わったプラスチックは、海洋プラスチック問題や気候変動など、地球や皆さんの周りに様々な影響を及ぼしています。
佐賀市は、「美しい地球」を次の世代へつなぐ為に、今回の実証を踏まえ、「プラスチック」を「資源」として循環させる取り組みを進めてまいります。これには市民のみなさまのご協力が必要です!
ご家庭からきれいな状態で回収し、リサイクルして、みなさまのご家庭でまた使用していただける・・・そのような資源循環を目指し、また経済的にもできるだけ市民の方の負担とならないようなリサイクルの方法を検討します。実施時期が決まりましたら、お知らせいたします。
ご協力いただいた市民のみなさま、関係施設の方々へ
令和5年度から6年度にかけて、分別回収のモデル実証を行いましたが、これも地域の方々、関係施設の方々のご理解とご協力を賜り実施できました。
ありがとうございました。
対象地区と回収場所
令和5年度:諸富地区(諸富支所)、三瀬地区(三瀬支所)、北川副地区(北川副公民館)
令和6年度:循誘地区(循誘公民館)、巨勢地区(巨勢公民館)、神野地区(神野公民館)、本庄地区(本庄公民館)、エコプラザ
市民のみなさまへ お願いがあります
トレー回収を実施されているスーパーに持参する時には、「きれいにして」「分別して」ボックスに入れましょう。汚れているとリサイクル出来なくなることがあります。スーパーの回収BOXは、ごみ箱ではありませんので、ご協力をよろしくお願いします!
このページに関するお問い合わせ
環境部 循環型社会推進課 3R推進係〒849-0917 佐賀市高木瀬町大字長瀬2369 佐賀市清掃工場
電話:0952-30-2430 ファックス:0952-30-2494
