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平成14年度

城内地区の景観形成のための意識調査の結果について

城内公園

(平成14年4月実施)

佐賀市では、歴史的な遺産や新しい文化などを活かし、より美しく、より快適な個性あるまちを目指して、都市景観づくりに取り組んでいます。
これからの城内地区の景観をどのように「まもり、そだて、つくって」いくのか、より住みよく、快適で、景観的にも調和のとれたまちづくりのあり方を考えていくにあたっては、市民のみなさん方の意見、考え方を把握することが重要と考え、城内地区および周辺地区に住む方を対象に、城内地区の景観形成に関するアンケート調査を実施しましたので、その結果をお知らせします。
アンケートに回答していただいたみなさん、ご協力ありがとうございました。

調査対象

城内地区及び周辺地区に住む856世帯

調査時期

平成14年4月8日(月)~平成14年4月30日(火)

回収数(回収率)

407通(47.5%)

調査結果の概要

「城内地区のイメージについて」の設問に関しては、四季の風景、公園、遊歩道など「水」や「緑」といった自然的なイメージを持つ意見が非常に多く、生活環境や景観に対しては、良くなってきている、満足しているという意見が多くみられました。

「城内地区の景観特性について」の設問においても、「クスノキの緑」や「濠や水路のうるおい」など「自然的な景観が城内地区の特徴的な景観である」と捉えている意見が多数を占めました。他には「歴史や文化を感じさせる」景観も挙がっています。また、これらのことを踏まえ「城内らしい景観を持った場所」として、博物館周辺、佐賀城公園など「緑の多い拠点」、西濠、南濠の「水辺の空間」、鯱の門に代表される「歴史性の高い場所」などが多数を占めました。逆に「歩行者の安全性」や「濠や水路の衛生面」でマイナス評価が高く、景観上「よくない」ものというイメージで捉えられています。

「景観形成の考え方、景観形成地区指定について」の回答の中では、「景観づくりは重要」で「ルールづくりは有効」との回答が半数以上、特に「建物の高さ」や「広告看板」についてのルール設定を望む声が多い。行政の取り組みには「行政と市民との協力」を望む意見が最も多く、市民からは「積極的に参加、できる限り協力する」という回答が多くありました。またマンション問題については、「絶対反対、計画見直し」の意見が75%を超えました。

全体を通して景観に対するイメージの中で「緑や水」、「歴史や文化」という意見が多く、「城内らしさ」、「佐賀らしさ」を追求していこうという計画の方向性、考え方に大きなずれがないことが確認できた結果と考えています。この結果を基に都市景観形成方針、基準を地元の住民と協議し景観形成地区の指定を目指します。詳しくは下記のタイトルをクリックしてください。結果をみることができます。

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