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心を一つにして(2020年1月17日)

更新:2020年01月17日

昨年秋はラグビーワールドカップでの日本代表の活躍、ワンチームということで国民が一体となって感動を味わうことができました。また、佐賀にあってはサガン鳥栖がJ1残留を決めてくれましたので私にとっても良い正月を迎えることができました。

しかし一方では大変な年でもありました。近年、我が国では、地球温暖化による災害が目立つようになりましたが、とうとう、その流れが佐賀にもおよび、これまで私たちが経験したことのないような大雨災害を経験しました。

宿命的に雨に弱い佐賀市では、この40年間、排水対策を重点課題に掲げ、ダムや調整池、排水ポンプ場の建設など多額の費用と時間と労力をかけて取り組んできました。先人たちの苦労が評価されていたところです。

これらのハード事業に加えて、平成の大合併による効果も加わりました。合併した南部の地域の皆様のご理解とご協力のもと、ポンプや樋門の操作がスムーズになりました。大雨が予想される場合は、クリークの水位をあらかじめ下げて調整池の役割を持たせるなどの浸水軽減策にも協力いただいています。

ところが、あの8月28日の明け方の雨は、これまでのこうした対策を大きく上回る、時間最大雨量110ミリ、3時間雨量223.5ミリの大雨となってしまいました。市内で浸水した住宅・店舗が3,400戸に上りました。

被災された皆様方には、改めましてお見舞い申し上げます。

50年に一度、100年に一度といわれるような雨、今年また起きないという保証はありません。そこで、佐賀市は「国土強靭化地域計画」を早急にまとめ、これに基づく防災対策を市役所一丸となって取り組んでまいります。もちろん、大きな事業にあっては国や県のさらなる支援が必要でありますが、多額の工事費と長い時間を覚悟しなければなりません。

ここで忘れてならないのが、自助、共助だと思います。災害が予測される際には、佐賀市民が、心を一つにして、お互いの命を守る行動をとっていただきたいと思います。

 

続きまして、防災以外の分野で、新しい年に向けての佐賀市の取り組みなど触れさせていただきます。

地方創生の佐賀市版、「まち・ひと・しごと創生総合戦略」を新たに策定中です。これは地方都市共通の課題である「人口減少問題」と「地域経済の活性化」について掘り下げて議論し、計画を作るというものです。この計画には3本の柱を立てています。

 

一つ目の柱は「暮らしやすさに磨きをかける」です。

佐賀市は2年ほど前に野村総研の全国主要都市ランキング調査で、暮らしやすさの部門と、子育てしやすさの部門において高い評価を得ました。その時の野村総研のコメントに「これからは都市の成長に不可欠な要素である企業活動にとって、そこで働く人たちの生活環境、特に子育て環境は非常に重要です。」という示唆がありました。

「暮らしやすさ」にもっと磨きをかけることで佐賀の企業の活性化にもつながればと願うところです。「結婚、出産、子育て」をトータルでしっかり支援していきたいと考えています。

 

二つ目の柱は「都市の魅力を高め、人を惹きつける」です。

ここでは3年後に迫った国民スポーツ大会等に向けて佐賀駅周辺の整備と市道三溝線の改良事業に着手したいと考えています。まずは佐賀駅北口広場と市道三溝線の整備に着手します。この三溝線は佐賀駅と佐賀サンライズパークを「歩いてつなぐ」という使命を持った大事な道路です。

 

三つ目の柱は「多様な人材で強い経済を作る」です。

大和町東山田地区に待望の工場団地の整備を進めておりますが、いよいよ造成工事が始まります。それに伴い進出企業の誘致も始めます。また、駅南にあるマイクロソフトAI&イノベーションセンターを活用してテレワークの推進やAI技術活用の検討を始めます。

佐賀市の豊かな生活環境の中で、大都市の仕事ができるということは大変魅力的な話だと思います。

 

このほか楽しい話として、今年4月に富士町・古湯地区にある旧富士小学校跡にスポーツ合宿所と企業のサテライトオフィスを兼ね備えた「佐賀古湯キャンプ」がオープンします。

また、東よか干潟がラムサール登録されて5年となる今年は、秋に「ビジターセンター」がオープンします。学習の場として、また有明海の豊かな自然環境を世界に発信する場として皆様に活用していただければと願っています。

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