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児童虐待は許さない(2019年11月5日)

更新:2019年11月 5日

今年3月、養父と実母からの虐待により命を落としてしまった東京都目黒区の船戸結愛(ゆあ)ちゃん(当時5歳)。

その親の保護責任を問う裁判が9月と10月にあった。結愛ちゃんは「しつけ」という名目で、たびたび養父から虐待を受けていたという。

頼りにする実の母親は再婚した夫からDVを受けていて、お腹を痛めた我が子であるにもかかわらず「叱ってくれてありがとう」と夫に言うほど、夫にはマインドコントロールされていたという。

頼る人を奪われた結愛ちゃんは、わずかな食事しか与えられず、1か月半で体重を4キログラムも落とし12キログラムほどになった。

結愛ちゃんは毎朝、自分の体重を記録し、九九や時計の読み上げという学習を強要され、養父から激しい暴力を浴びて、ついに亡くなった。

亡くなる前の結愛ちゃんが、次のような反省文を残していたことも報じられた。

以下、報道された結愛ちゃん反省文の一部

 

もうパパとママにいわれなくても

しっかりと じぶんから

きょうよりかもっともっと

あしたはできるようにするから

もうおねがい ゆるして

ゆるしてください おねがいします

ほんとうにもうおなじことはしません ゆるして

きのうぜんぜんできてなかったこと

これまでまいにちやってきたことをなおす

これまでどんだけあほみたいにあそんだか

あそぶってあほみたいだからやめるので

もうぜったいやらないからね

ぜったいぜったいやくそくします

 

許してくださいと訴える、この反省文。

結愛ちゃんはどんな思いで書いていたのだろうか?

同じ年頃の孫を持つ私の胸は締め付けられた。

 

この事件は虐待をした親の罪だけでなく、親の虐待を止められなかった行政の責任も問うているように思う。

最近、同じような虐待事件が多くなった。

佐賀県でも今年10月だけで4件が虐待事件として新聞で報じられた。

うち1件は佐賀市内で発生した。佐賀市内の事件は行政も加わり、警察に通報するとともに、子どもは児童相談所に保護してもらった。

「遅い」という批判もあるが、児童の虐待防止に向け、国も地方も体制を整えるのに懸命だ。

体制を整えれば、それで事足りるというものではないが、虐待リスクを的確に判断できる職員の確保と育成を図ることも欠かせない。

 

佐賀市にあっては本年2月末、「地域自治会等とも十分連携をとって、虐待防止に努めるように」という自治会協議会からのありがたい提言もいただいた。

年々増加する虐待事案に適切に対応できるようにするため、専門職員の採用など体制の強化に向け努力している。

併せて児童及び妊産婦の福祉に関し必要な支援を行うための「佐賀市子ども家庭総合支援拠点」を設置すべく準備を進めている。

 

子どもの数を少しでも増やそうと、社会はみんなで頑張っているというのに、虐待により尊い命を奪うなど、あってはならないことである。

民生委員児童委員さんや自治会組織とも十分連携を取りながら虐待防止に努めたい。

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