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平成から令和へ(2019年5月8日)

更新:2019年05月10日

「大化」以降247番目の元号であった「平成」の時代が4月で終わり、5月からは「令和」の時代となった。

天皇陛下から直接お言葉をいただいた私の経験と言えば、上皇には平成18年秋、佐賀で開催された「全国豊かな海づくり大会」で、今上天皇には陛下がまだ皇太子のころの平成19年夏、佐賀で開催された「全国高校総体」で石井樋をご覧になった時である。このようにお言葉をいただく機会は少なかったけれども、当時のことは今でも鮮明に覚えている。

平成最後の日の4月30日、私もこの30年余りをもう一度振り返ってみた。

昭和天皇が崩御された当時は竹下登内閣であったが、小渕恵三官房長官が次の元号を「平成」と発表されたあの光景は、まだ脳裏から離れない。この「平成」には、国の内外にも天地にも平和が達成されるという意味が込められていたというが、果たしてどうであったろうか。

私の記憶では、とにかく災害が多かった。自然災害のみならず原発事故まで経験してしまった。また、アナログからデジタルへと、情報を得る手段の変化が私たちの暮らしを一変させた。経済面ではバブル崩壊、リーマンショックなど厳しい局面を経験した。少子高齢化と人口減少が予想を上回る速さで進み、介護保険制度が新設された。子育てや高齢化対策など社会保障制度のための財政負担が一段と増した。

このように私の記憶はどちらかというとマイナスイメージのものが多いが、昨年12月、上皇がご自身の誕生日を前にしてしみじみと語られたという「平成が戦争のない時代で終わろうとしていることに安どしています」とのお言葉は重く受け止め、令和の時代でも大事にしたい言葉である。

 

次に佐賀市に関係する話題から平成時代を回顧してみた。

先月30日付の佐賀新聞では「読者が選ぶ県内・平成10大ニュース」が発表され、「さが平成史年表」も記されていたので、それを参考に平成を回顧させてもらうことにした。

私が選ぶ「10大ニュース」としたいところだったが、該当する項目が多すぎて、私にはどうしても10個に絞りこむことができず、「20大ニュース」となってしまった。

[平成の大合併関係]

①平成17年10月 1市3町1村で1回目の合併
(平成19年10月 1市3町で2回目の合併)

[災害に関するもの]

①平成2年7月 記録的豪雨、佐賀駅バスセンターは膝下まで冠水
②平成3年9月 台風17号、19号で市内の約6割が停電し、家屋被害甚大
③平成16年6月 南部で竜巻、330戸に被害
④平成18年9月 台風13号の直撃を受け農作物への塩害が大きい
⑤平成30年7月 初の大雨特別警報発令、特に山間部で大きな被害

[施設の完成に関するもの]

①平成10年7月 佐賀空港が開港
②平成24年3月 嘉瀬川ダム完成
③平成30年10月 国営筑後川下流農業水利事業の完工式。工期42年間

[スポーツに関するもの]

①平成6年8月 全国高校野球で佐賀商業高校が全国制覇
②平成8年8月 アトランタパラリンピックマラソンで柳川春己選手が金メダル
③平成19年8月 全国高校野球で佐賀北高校が全国制覇
④平成27年5月 テコンドー世界選手権女子で濱田真由選手が金メダル

[世界的に価値が認められたもの]

①平成27年5月 東与賀の干潟がラムサール条約・湿地登録
②平成27年7月 三重津海軍所跡がユネスコ世界文化遺産に登録
③平成30年11月 見島のカセドリがユネスコ無形文化遺産に登録

[イベント等に関するもの]

①平成元年11月 アジア初の熱気球世界選手権開催、その後2回誘致
②平成25年4月 さが桜マラソンで初のフルマラソン化

[困惑したもの]

①平成9年4月 諫早湾干拓事業水門閉め切りで海への影響を懸念
②平成26年7月 自衛隊の新型輸送機オスプレイを佐賀空港に配備する計画が判明

 

新しい元号「令和」には「人々が美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育つ」という意味が込められているとのことですが、まずは戦争と大きな災害がない、平和で穏やかな世を望みます。

そして次なる回顧時には「すてきな時代だった」言われるような記録を残せると良いですね。

 

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