高齢者を対象にした肺炎球菌ワクチンの定期接種を実施しています。
以下の対象者は、令和5年度に限り、接種費用の一部が助成されます。
対象者
令和5年度に、65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳 になる方と、
60歳から65歳未満の方で、心臓、腎臓、呼吸器の機能やヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能に障害がある方は、定期接種の対象となります。
令和5年度の対象者
次の(1)または(2)のいずれかに該当し、接種日当日、佐賀市に住民票がある方
対象者には今年の6月に通知を送付しています。 R5年度高齢者肺炎球菌対象者通知文【 PDFファイル:242.3 KB B 】
※ただし、過去に肺炎球菌ワクチン(23価肺炎球菌莢膜ポリサッカライドワクチン「ニューモバックスNP」)の接種を受けたことがある方は定期接種の対象となりません。佐賀市以外で接種された方や、任意(自費)で接種された方も対象ではありません。
(1)下表の生年月日の方
令和5年度中になる年齢 |
生年月日 |
---|---|
65歳 | 昭和33年4月2日~昭和34年4月1日生 |
70歳 | 昭和28年4月2日~昭和29年4月1日生 |
75歳 | 昭和23年4月2日~昭和24年4月1日生 |
80歳 | 昭和18年4月2日~昭和19年4月1日生 |
85歳 | 昭和13年4月2日~昭和14年4月1日生 |
90歳 | 昭和8年4月2日~昭和9年4月1日生 |
95歳 | 昭和3年4月2日~昭和4年4月1日生 |
100歳 | 大正12年4月2日~大正13年4月1日生 |
(2)60歳以上65歳未満(接種日当日の年齢)で下記に該当する方
心臓、腎臓もしくは呼吸器の機能やヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能に障害がある方(身体障害者手帳1級程度)
接種期間および回数
令和5年4月1日から令和6年3月31日までに、1回
医療機関に持参するもの
運転免許証や健康保険証など本人の確認ができるもの
※対象者(2)に該当する方は身体障害者手帳も必要になります。
自己負担額
2,500円
(対象者で生活保護世帯の方のみ無料※事前に市役所または支所へ予診票を取りに行く必要があります。取りに行くのが難しい方は担当者へご相談ください。)
※接種期間以外の接種や、2回目以降の接種の場合は、任意接種となるため全額自己負担額となります。
実施場所
佐賀県内の医療機関等
※曜日や時間帯など、予約が必要な場合がありますので、事前に医療機関にお問い合わせください。
- 佐賀市内の実施医療機関は、実施医療機関名簿【PDFファイル:98.9KB】(R5.6.20時点)をご覧ください。
- 佐賀県内の実施医療機関は、佐賀県ホームページ「こども及び高齢者等の予防接種について」(外部リンク)をご覧ください。
肺炎球菌感染症とは?
肺炎球菌という細菌によって引き起こされる病気です。この菌は主に、気道の分泌物に含まれ、唾液などを通じて飛沫感染します。
日本人の約3~5%の高齢者では、鼻やのどの奥に菌が常在しているとされています。
これらの菌が何らかのきっかけで進展することで、気管支炎、肺炎、敗血症などの重い合併症を起こすことがあります。
65歳以上の高齢者の場合、この肺炎球菌が肺炎の原因菌の第一位を占めています。
肺炎球菌感染症予防接種の有効性は?
このワクチンは1回の接種で肺炎球菌の23種類の型に対して免疫をつけることができます。
現在90種類以上の肺炎球菌の型が報告されていますが、この23種類の型で高齢者の肺炎球菌による感染症の80%以上がカバーできます。
肺炎球菌による肺炎の予防や肺炎にかかっても軽い症状ですむ効果が期待されます。
このページに関するお問い合わせ
保健福祉部 健康づくり課 母子保健係〒840-8501 佐賀市栄町1番1号
電話:0952-40-7282 ファックス:0952-40-7380
